夢物語
□神様?転生?
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「………うん。神様っていうことは信じたし、神様がアホっていうこともわかった」
「ちげぇ!」
わぉ。ナイスツッコミ。
「ってそうやなくてなんで神様があたしの前に?」
「あぁ。それはお前を転生させる為だ」
「転生?」
「そうだ」
転生ってあの転生?
「転生トリップとかいうやつだぞ」
「へ?今あたし声だしてた?」
「いや。神は心を読める!」
「へーそうなんやー」
「………:」
転生トリップとか夢小説みたいな展開。
でも…
「それやったらどこの世界にトリップするん?」
「おぉ。よく聞いてくれたな。お前が死ぬ直前最も行きたいと思っていた場所だ」
最も………
「ごめん。いっぱいありすぎてわからん」
「…………夏戦争って言ったらわかるか?」
「……サマーウォーズ?」
「正解」
そういえばそうやったような…。
「まぁいいや。はやく転生お願い」
「立ち直りが早いな。さっきまで泣いてたのに」
まぁそうやけど……
「泣いてもなんも始まらんし、それに転生して新しい人生を進むんや悔いのないよう行きる為に頑張らな」
「…そうか」
「うん!」