K*K



[書込]

02/20(Sat) 20:50
K …… ☆り
アミコ








……… んん ー ……


HP
KC3R
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10/17(Sat) 00:03
K K 2度めの…
アミコ

闇の中、差し出すかの如くに伸ばされたそれに一思いに歯を立てた。
引きつる肌の感触に口角を引き上げながら、同じく朱の滲む肩口へ…と。今度は酷く愛し気にその口づけが降りてくるのは果たして気のせいだろうか。

…ゴク。脂汗の浮かぶ肌を嘲笑うように突き当てられた冷たい感触が、鼻筋から微かに震わせる唇へと落とされる。
動揺のままに剥いた眼のその先…スウッと降ろされる銃身が、顎のシャープなラインをなぞりそこへと辿り着けば。
全てを硬直させたまま、まるで一切の動きは封じられてしまう。

それは時の止まった…恐ろしく強烈な夜だった。



「動くな」
「…うっ」
「おっと。下手に動くと命は無ぇぜ」
「…な、たは…っ!?」

突然襲った痛みに竦み上がった首筋に舌を這わすと、ビクりと大きく肩が揺れた。

「動くな」

低くそう囁いて、ピタと動きを止めた相手の懐より…己も良く知る愛機を取り出してその胸に押し充てる。
ギッと睨む紫紺にニヤリと返しながら、掲げたそれを徐に相手の眉間に突き当てた。
そのまま冷たい鼻筋をなぞり、薄く開かれた唇へと降りる。
きゅっと押し付けられて瞬く相手の服の胸元を、一瞬ではだけさせて肩下まで引き下ろした。
「…っ!」
シャープなラインを、至極ゆっくりと硬質な感触が辿っていく。
最初に見開かれた紫紺は堅く閉じられ、脂汗を浮かべながらじっと耐え忍んでいる…相手の反応に。
同じく、そんな相手と寸分違わぬ出で立ちの怪盗紳士はくつくつと喉を鳴らした。

僅かな震えが銃器から伝わってくる。

スウッと降ろされた銃身が触れた瞬間そこが、ゴクッ。と大きく鳴る。

一切の時を止めた、瞬間。

闇に浮かび上がったそれに、熱情の花が美しく映えた。

頬を伝うものを舐め取り、愛しいとばかりに薄い唇をかっ浚う。
体を真っ二つに割る如くに押し当てられたままの冷たい銃口は、今も愛しさの詰まった其処へ預けられたまま。

硬直したまま、尚もしなやかな肢体にまでも――。


「…差し入れられた時には流石に焦りましたよ」

「(くすくす)やーだKIDさん、だって…気づかないんですもんさー」

「…だって、そんな…わからないじゃないですか…真っ暗だし」

あろうことか…出会って2度目の**を。
ちょっと趣向を変えてやれという悪戯心だったのに…当の怪盗は。

「〃辞めなさい、工藤探偵〃だもんなぁ」

「因みに何で…逃げなかった?」

それは―――。

TS3M
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09/28(Mon) 08:51
K*K ※CKかこ編※
アミコ

闇の中に転がりながら、思うのは――。
ひんやりとした床にすうっと熱を溶かし込ませつつ…そうしていつしかKIDは目を閉じていた。
緩やかに差し込む淡い光の裏で、此方を引き留める様に向けられた彼の人の微笑み。
その温もりに必死で手を伸ばしている己の姿を映し出すのは、泣きたくなる程に大きな。

――月。大きい、月が…っ!


「うっ」
ギシギシと関節が悲鳴を上げるのも構わずに精一杯体を強らせて状況の打開を試みる。
幾多の手が嘲笑うかの如く肌の感覚を抉っては過ぎていった。
届かない声。けれど出し得る限りに張り上げれば、平手打ちを喰らい力任せに押さえ込まれた。
この指が掴めるものは何もなく、只に暗い熱くて長い夜に…この身は呑み込まれていく。
幾度となく揺さぶられ、貪られ尽くした意識は最早欠片程も残っていただろうか。
湿った床を滑る指先のその向こう…月に淡く照らし出されたその姿に、息を奪われる。
後頭部から酷く殴りつけられたかの様な衝撃は、やがてじわじわと己の中枢を蝕んでいった。

唐突に突きつけられたこの現実に、体は疎か心が動かなかった。
なんとか腕を振り解いて逃れ、勢い余って転がり込んだ先で拾い上げたそれを手にしたまま。
虚ろな瞳には何も映さない。

カチカチと定まらない銃口を奴らに向けた――次の瞬間。

それからの記憶は曖昧だった。
一瞬怯んだ気配に、ピタリと合わせられた標準。

そして暗闇に火花が散る。

気づけば。
真上から微笑みを称えるその光に塗れた室内に漂う硝煙。
冷え切った体の芯とは裏腹に、熱の籠もったままの手が空気にビリビリと痺れる様だ。

急ぎ向かい、力無く投げ出されている手を取ると…まだ微かに温かみを感じて。

「……す、まな…」
「……っ!!」
一時的ショックの為か、只掠れただけか。声にならず…ただただ溢れ来るものが満たしていく。
「イヤだ…な…っいでっ…下、さい!!」
「…ッド。…頼、み…が」
「…はい…!?」
抱き込まれた腕の中、その鼓動が鈍い音を立てているとはっきり伝えてきた。


「これが…私、の…音だよ」

目を閉じて、その心地良さに身を任せる。
そうして…その瞬間まで、KIDは彼の人を感じていた。
いつしか腫れた頬を伝い落ちたものにも気づくことはないまま。


頬を撫ぜる風と温かな光とを受け、閉じていた体をググッと引き伸ばす。
ぁぁ今日は良く眠れた気がする。

今日も 多分きっと頑張れる。

TS3M
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09/26(Sat) 23:24
※エロくならなかった※
i




ちょっと残念な



橘高縛り 城戸



また か…

TS3M
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09/10(Thu) 08:20
一応(仮)
i




なんか 最近迷いすぎ…

TS3M
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09/06(Sun) 17:22
K*K※仔山羊の正体掠ります※
アミコ


「えっ。うちに…っ!?」
「ん…偶にはKIDさんの住んでる所みたいなーって」
「キッド…それは」
「分かってる。聞くな、って話でしょう?けど、一体どうすればこんなに素敵に可愛い人ができ上がるのかなあと思いまして」
どこか高い屋根の上。時折緩やかにその白を翻らせながら、寄り添い囁き合う白い影が二つ。絡めた指の間、漸く秋めいてきた風にスウッと熱が溶けていった。
優美な線を辿る…指先を滴る愛しいそれを丹念に舐め解いていた彼は、ふとその詞に苦笑する。
「私は所謂根無し草ですよ」
一つ処に留まれないといいますかね。KIDは額に口付けてフッと笑った。
「じゃあ今日のその、宿でもいいから一緒に行っちゃ駄目…か?」
「宿、て」
動きを軽く封じるようにきゅっと腕を回すと、彼は困ったように瞳を揺らす。
体をフルッとさせて緩い戒めを解くよう促すと、キッドの首筋に顔を埋めてちうっと音を立てた。
「そうできたらいいのですが…すみません」
「なぁ。ちょっとでもいいからさ」
晒された項に唇で愛撫を贈ると、相手は熱く籠もった息を吐き出す。そして。
「っ…わかりました。でも特に楽しいことはないですけど」
溜め息混じりに漸くそう紡いだ唇を奪ったキッドは、やりぃ♪とばかりKIDを抱えて立ち上がった。

「ふへぇ(広ぇ…つか、マジで何も置いてないんだな)…!」
カラカラ…と開けた窓から入り、電気を点けると15、6畳程のワンルームが広がる。
しかして在るものと言えばソファーとローテーブル。ベッドと、そしてかなり大型の冷蔵庫くらいだった――何だコレ?
「来週引っ越すので。荷物が殆どないでしょう?」
「いやあマジ感激!ここがアンタの住処…だったのかよ本当にって?!」
「ええ、ほんの半年程。…けれど此処にはあまり戻ってなかったから」
「また引っ越すって?」
「突然仕事の関係で」
「ふーん…」
「貴方の所へは飛んで行けますから。飛ぶのはお手のものですよ」
だから心配しないで、キッドさん?と背中からかき抱かれてそのままベッドに沈んだ。
見下ろすKIDの表情が陰る。
「な…んかアンタ」
「…やはり此処には連れてくるべきではなかった。覚悟なさいね?」
いつにない彼の雰囲気。冷や汗が伝い、暗転する寸前に彼を捉えたのは、凄惨たる色の滲んだ――。

「っふ…」
キッドを送ると、その暗く広い部屋の真ん中へKIDは転がった。
マタヤッチャイマシタカ 。
何度目かの嗚咽の夜。

TS3M
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07/31(Fri) 10:10
K*K?突発
アミコ

「ごめんなさい…」

――!!? 凄まじい衝撃に全てがまっ白に染まり…そして堕ちていった。

「っ…痛ぅ」
散々ヤってそのまま放置、ってね。加えて満身創痍。けれど無事脱したのだから結果オーライ。あとは…。

「大丈夫ですか?」
傍らでまだ泣いている少年を見やると、逆に傷だらけの此方を凝視してしゃくりあげる。
 まだ幼いこの少年は奴らが仕込んだ囮だった。金の為、荒んだ心の使い道を他に知らないのだろう。

「気にしてませんよ。だからもう泣き止みなさい」
「あ…んなっ、こと…っになるなん、て…オレ」

あーもうそんな…背中で泣かれちゃあ腰に響くんですが…。
「大丈夫だから。ほらっ立って」
ポンポンッ…ポン☆
袖口から勢い良く飛び出した魔法の数々に、泣いていた小さな烏が歓声を上げた。

「すっげーな兄ちゃん!すっげー」
「気に入って頂けました?」

 では最後に…と薔薇とお菓子を出現させると、少年は目を輝かせる。
「兄ちゃん手品師?」
「そう、マジシャン…っと。1、2、3!」
「うわぁっ!!…は、鳩!?」
 少年は、自らの胸元から顔を覗かせる小さな生き物に驚きながらも、愛しげにその腕に抱いた。
「そのコ…彼女は君に譲ります。大事にしてやって下さいね」
「でも兄ちゃ…え?」
 再び顔を上げた時には既に青年の姿は無く、クルクルと腕の中で残された彼女が鳴くばかりだった。


石も取り戻し、KIDは足早に街の中をすり抜けていく。あの少年から奪ってしまうのは躊躇われ、思わず鳩を残して来てしまったが。
気づいたとき、それでもあの子は…等と考えていると。

「待った」
路地裏からにゅっと伸びた腕に引っ張り込まれた。
「キッドさん…離して」
「私ならこうします」
有無を言わさず壁に押し付けられ、キッドは更に取り出した改造銃をKIDの額に当てた。
「さあ、石を返しなさい」
「なっ…にを」
「スタンガンなんぞ使う輩に手加減等無用です」
「キッド、もう」
「あんな目に遭ってまでっ…!」
「キッド」
「…貴方は馬鹿です」

――ドガッ。
打ちつけられたキッドの右手から血が滲む。痛切な顔でそれをじっと見つめ、やがてKIDは優しく彼の手を取り口に含んだ。
「くっ…ふ、…うぅ」
「石を取り零したのは私。誰も悪くないんです」
「…っく…ま、ねぇ」


私の孤独な空を壊してくれたのはキッド、貴方。



こんな幸せを、まだ暗い空に泣いた。


##

TS3M
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07/01(Wed) 07:09
K*K
アミコ


O R Z

TS3M
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06/20(Sat) 00:06
K*K
アミコ


ある日みた夢。彼に、溢れんばかりの愛を━━。


硝子1枚隔てた先に貴方はいた。
その存在は果たして己れであっても、決して触れることは叶わない。とても危うく、けれどいつしか…こんなにも自分を占める想いに気付いた。

いつも貴方は泣いていた。
白い姿で、あちら側にいる自分と似て非なる者を見つめる瞳は果てしもなく空虚なもので。

涙に濡れた顔にそっと手を伸ばす。自分等映してはいないと分かっていても、放っとけなかった。

「どうしたらアンタは泣き止む?」
彼の手に重ねるように、冷たい壁に手を這わす。

「なあ、出て来いよKID」
普段呼ぶこと等なかったその名を口にしたとき。

「…い」
「分かってるよ…KID、━━」
溢れ落ちた彼の声を拾うまでもなく、自分は彼の望む答えを口にしていた。
途端に硝子が割れ、崩れ落ちそうになるその体を抱きとめた。痛々しい傷痕をなぞり口付けながら囁く。

貴方に伝えるべき詞を。


「おかえり」
「ただいま」
互いのキスの味を確かめるように深く身体を重ねてそして囁く。

あのとき開いた己れの扉。求める幸せを教えてくれた貴方へ今日も伝える。

「愛してるよKID」

W31SA/II
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05/26(Tue) 12:50
そして出会いは必然へ
アミコ




「いつもこうなんですよ…もう慣れましたけど、本当どうか…してるんです」

苦しげに、熱にうかされながらもそう告げる。そんな姿晒されて、此方ももう限界だった。

「安心しろよ。この俺が…今楽にしてやっから。そしてこれからもな」
「こんな…変態を?」
「そこがまた堪(ry…いや、もう…ちょいタンマ!任せろ。全部かっ浚ってやるから」

頭の奥の痺れには最早逆らえず…耳に甘い淫蜜の奏では絶えず闇に響いた。



「貴方のことは何て呼べば?」
「アンタなら分かるだろ」
「…かいと」
「ご名答♪」

さあ、ショーのはじまりだ。
全てはこれから…

W31SA/II
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