長編
□グループ
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「グループですか？」
それはまたもや社長の突然な発言だった
「イエース！！Mr.寿、Mr.黒崎、Mr.美風、Mr.カミュでアイドルグループを結成させマース！！！」
確かにあの４人がグループ結成すれば人気も出るだろうし良い案だけども……
問題は
「４人が了承するかですよ」
そう、嶺二以外はコンビネーションなんていうもの言葉を持ち合わせていない
個々の個性が強すぎるのだ
そしてみんなが負けず嫌いで意見を曲げようとしない
勿論みんなプロのアイドル、４人が組めばとても良い音楽ができるのは間違いない
「嶺二以外の３人を納得させるのは至難のワザかと…」
「それは４人のマネージャーであるYOUの仕事デース！！！」
こんのジジイ
「出来なければYOUには私の専属秘書に任命しマース！！！」
…………それは嫌だ
「そんなことになれば私の体が壊れてしまいますね」
「そうならないためにも頼みマース！！！」
社長はその要件だけ伝えると窓ガラスなんて無かったかのように
ガラスを簡単に割り外に出て行った
また龍也さんが頭抱えそう…
「さーて、どうしたものか。急に言っても無駄だろうし…４人の様子みながらにしよ」
また大変なことになった
この結成がうまく行かなければ
私は社長に殺されるだろうな