長編

□仕事を1つに
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私の仕事は現場スタッフ、社長秘書(暴れた後の後始末)、アイドル4人のマネージャー

その他いろいろと普通の会社ではあり得ないであろうの数を担当している
お給料はその分沢山はいるしいいのだが
アイドル4人は人気が出るばかりで、その分仕事も増えるし
時間がたりなくなるのだ

当然、家に返れない日が続く
もちろん寝る時間もご飯を食べる時間もない





「あ゙あ゙あ゙〜」

「女子の声じゃねーな。ほら」

「ありがとうございます」




書類を取りに事務所に一度戻って、しばしの休憩をしようと休憩所にいくと
同じく休憩をしようとしていた龍也さんに遭遇した
私の様子をみて、珈琲を煎れてくれた龍也さんと少しの談話




「最近さらに忙しいみたいだな」

「体が2つ欲しいですよ」

「あの社長は鬼だからな」

「魔王ですよ。はぁー」




珈琲を一口飲み、ひと息

ただでさえ忙しいというのに、あの親父は書類を提出していなかったり
ところかまわず窓ガラスを割るから、その後始末などの仕事が増える




「あー、あの人くたばってくれませんかね」

「それは俺も思うがな。そんな無理に全部の仕事やらなくてもいいんじゃねえのか?仕事を1つに絞ればいいじゃねえか」

「………あぁ」





仕事をひとつに絞る


今まで思いつかなかったのが不思議なくらい単純な問題だ
そうだ、どれか1つにすればいいじゃない!!




「そうですよね!仕事を1つにすればいいんですよ!!」

「今まで思いつかなかったのかよ」

「そうか、1つにすればいいのよ。でも、どの仕事にしよう」





そう、問題はどの仕事を選ぶかだ
いざ決めるとなるとどれも重要な仕事な為にえらべない





「あっいたいた!亜弓ちゃん!向こうのスタジオから早めにきてって連絡きてたよ!!」

「え!ありがとうございます!それじゃ龍也さん、ご提案ありがとうございます!」

「おう、またいつでも相談しろ」







 
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