詩(詞)

□Broke Life Song
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騒ぐ世界の音が
あまりにも五月蠅くて
さて、どうしたもんかなと
ひと通り考えまして

掌を耳にあてて
ヘッドフォンをつくった
止まる世界の音と
引き替えに流れだす

ツクリカケの 壊れた音
私が初めて 創る音

人生初の試みなんで
いろいろ不具合ございますが

ガラクタの山から拾い集めた
言葉を紡ぎまして
創った詩はこんな突飛な詩

デタラメの海から掬い上げた
音符を五線紙の上
並べ貼りつけただけの

不協和音な人生歌



喚く人類の声(オト)が
あまりにも騒がしく
さて、どうしたもんかねと
仕方なく考えまして

手の甲を口にあてて
スピーカーをつくった
黙る人類の声(オト)の
代わりに流れだす

マトマッテきた 歪な音
私がこの前創った音

人生初の試みですが
不具合あっても笑って許して☆

滅茶苦茶に散らかる街の中に
ノイズを混ぜながらも
広がる詩はとても奇妙な詩

無茶苦茶にぶちまけた街の構成は
よく見れば見るほどに
私の詞によく似てる

常時不安定な人生歌
どんなに叫んだって
誰も振り向いてくれなかった
だから私は独リボッチで
音をつくっていたんだよ?



ガラクタの言葉 デタラメの音符(オト)
ノイズを混ぜ合わせて
最後の力で存在主張した

滅茶苦茶 無茶苦茶の街の中で
私の存在(ウタ)に気付いた人は
1人もいないだろうね

すでに壊れた人生歌
 

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