Dream〜ＳＡＮＪＩ編〜連載
□an encounter
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ここはグランドラインの海の上---
大きな骸骨に麦藁帽子が描かれた一隻の船が穏やかな航海をしている
船には、一億ベリーの賞金をかけられた船長のルフィによって集められた仲間9人が新たなる島へとむかっていた。
一向は昨晩の大嵐により予定の航路から大幅にずれてしまって、航海士であるナミは海図とログポースを睨み付けていた。
ﾅ『あ~~~~~~!まったくここはどこなのよ？ウソップ!! あんた、何か見えない？？？？？』
見晴台で望遠鏡を覗くウソップに半ば八つ当たり気味の声でナミが叫んだ。
ｳ『ナミのやつ、何で俺に怒るんだよｫ~~~~(泣)』
泣きそうな声で呟くウソップ。
ﾅ『えぇ？？？何か言ったぁ？？？？』
ｳ『何でもねぇょっっ!!ァあぁぁ…（泣）勘弁してくれょ…….こんなワケわかんない所に何か有るわけねぇだろうがぁｧ….…ｳｵｯｯｯ!!!!!!!!ナミッ!!真正面に島だッッ!』
ﾅ『ウソップ!!それ、本当なのっ？？!』
ｳ『ああ、間違いない！デッケー建物の下に街も見えるぜ？!』
ﾙ『島だあああああああああッ!!!!あの島に行くぞお~~~~~~~~ッ!』
ウソップの言葉に船長のルフィが興奮を隠せず声を張り上げた。