イベント。
□mag生誕祭
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※名前さんはまぐくんの妹設定です
*
眠い。寝てしまおうか。
…でもまだ寝る気分じゃないー。
2,30分くらいギターの練習しよう。
…
今日は調子が良いなー。
ブーブー
「メール…」
こんな時間に誰だろー。
ミケから仕事入ったとか?
…名前から?
一緒の家にいるのに態々メール…
そんなことを考えながら届いたメールを開く。
「…リビングに来て?」
あと2.3分で12時だ。
明日じゃダメなのかな…面倒くさい。
部屋から出て,階段を下りてリビングへ向かう。
なんで電気ついてないんだろ。
呼んだ本人はまだ…?
まあいい。とりあえず入ろう。
ドアノブに手をかけ,開く。
パァン!
なに,ドッキリ?
レジスターならあり得えそうだけど…。
自分の隣にある電気をパチッとつける。
「お兄ちゃん,誕生日おめでとうー!!」
…?…誕生日?
俺は手に持っていた携帯で日にちを確認する。
7月12日。
言われてみれば今日誕生日だ。
「ありがとー。」
「反応薄くない!?頑張ってケーキも作ったんだよー?(;;)」
机の上にいろんなケーキがのせられている。
ショートケーキにチョコケーキ。それにチーズケーキとか。
…これ全部自分で作ったの?
折角作ってくれたのに食べないのは失礼か。
椅子に座っていただきます,と言ってケーキを口に入れる。
「美味しい」
甘すぎず,丁度良い味。
「本当!?よかったあ…」
この反応からするときっと自分で作ったんだろう。
そこらへんのケーキ屋より断然美味しい。
「ご馳走様。」
「え,もういいの?やっぱり美味しくなかった?」
「いや,美味しかった。残りは昼間にブルビリの皆でも呼んで,食べる?」
「ブルビリの皆と?!いいの!?」
「うん」
「わー!ブルビリ久しぶりだから楽しみ!」
「じゃあ皆に連絡して寝るー。」
「うん。お兄ちゃん,おやすみ」
「名前も。」
階段を上がりながら携帯の電話帳を開く。
皆起きてるかな。起こしたら申し訳ないな。
prrrr...
「もしもしー!」
「あ,もしもしミケ?俺。」
「オレオレ詐欺?笑 どうしたのー?」
「今日名前がケーキ作ってくれたんだけど食べきれなくてさ。食べに来ない?」
「え,名前ちゃんのケーキ!?行く行く!」
「じゃあ皆に連絡しといれくれる?」
「おっけー!」
「じゃあよろしくー。」
ピッ
*
ピンポーン
「はーい!」
ガチャ
「やっほー!」
「ミケくん!宗弥くん!珀くん!てるくん!せいかくん!ようこそ!どうぞ入ってくださいー!」
「「「「「お邪魔しますー」」」」」
宗「うおー!ケーキおいしそー!」
せ「全部名前ちゃんが作ったの?」
「うんっそうだよ」
て「すごいね〜」
「あ。皆いらっしゃい」
「お,まぐ!誕生日おめでと!」
「ありがと。」
*
ミ「じゃあそろそろ帰るねー!」
「うん。」
「皆今日は有難うね!気をつけて帰ってねー!」
珀「ばいばーい」
「皆いっぱい食べてくれたねえ〜」
「そうだなー。」
「今日はブルビリの皆呼んでくれて有難う!お兄ちゃんの誕生日だけど私も楽しかったよ*」
「こちらこそありがと。」
ポンッ なでなで
「…えへへ」
こいつが誕生日のときは今日以上に楽しませてやろう。
…今日は有難う,名前。
END_