短編
□ちょっとだけ。
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「誰か来ちゃうよ」
「大丈夫ー。」
今の状況。
恋人のまぐに壁ドンをされています。
何でこんな事になってるかって?
…私にもわかりません。
「ねえ…」
「何?」
「え…いや,何この状況。」
「……」
「ねえ。」
「いいじゃん。ちょっとだけ。」
いいわけないじゃん!
こっちはドキドキなんだよ!!
絶対顔赤いよ私!!!
付き合ってから1,2ヶ月経つけど,まぐから甘えて(?)くるなんて数える程しかないから,慣れないんだよおお!!
「名前照れてる」笑
ギクッ
まぐめ!!痛いとこ突きおる!!
というかまぐはなぜ照れない!
なんか私が一方的に照れてるだけじゃん!
「あの,そろそろ退いて…?」
「名前は俺にこういうことされるの嫌?」
「え!?そ,それは…」
嬉しいにきまっとるやろ!!←
好きな人にましてや恋人に迫られて嫌な人はいないと思うけど!
「嫌なんなら離れるけど。」
離れちゃうの…?!
それはやだ…!
「う…えと…」
「何?」
「は,離れて欲しくないです……」
「…名前かわい。」
ぎゅっ
「ちょ,まぐさん!?何をする!?」
「離さないから」
「やっぱり離れてください」
「やだー」
…ま,たまにはいっか。
今度はいつ甘えてくれるかわかんないし。
これからも私を離さないでね,まぐ。
END_
⇒あとがき