短編
□かみのけ。
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*学パロです
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さわさわ もしゃもしゃ
今日も私の髪の毛が犠牲になりました。
折角セットしてきたのに!(; ;)
犯人は後ろの席の春くん。
いつも私の髪の毛を触ってくる。
なんなんだ!って感じだけど,いろんなセットの仕方も教えてくれる。
まあ憎めない奴って感じ笑
「今日はここまでにするー」
「きりーつ 礼」
「ありがとうございました〜」
さて。
早速後ろに向く。
「今日折角春くんに教わったセットしてきたのにぐちゃぐちゃにしないでよー!」
「いいじゃーん。今日も教えてあげるから!」
「教えてくれるならいいけど。」
「じゃあ髪の毛貸してねー。」
「はーい」
春くんはとってもセットが上手。
痛くないように優しく結ってくれるし。
しかも手入れの仕方まで教えてくれる。
おかげで髪がつやつやなの!
友達も「髪の毛綺麗」って言ってくれるし。
「出来たよー!今日は俺とお揃い!」
鏡を渡されたので見てみる。
頭の上でポニーテールして,鮮やかな色のエクステがいっぱい付けられている。
春くんとお揃いとか嬉しいっ
「あっ今日は名前ちゃんと春くんお揃いだ-!!」
「ホントだ(*∵*)メイメイと俺もお揃いにする?(*∵*)ポッ」
「やだ!」
「(;Д;)ギャー!」
…なんだったんだ笑
「ジュンチャンとメイ仲良しだねー笑」
「そうだね笑」
「ねえ,そのエクステ全部あげるからこれから毎日その髪型してきてよ!」
「えっいいの?」
「いいよ!毎日お揃いー(*^^*)」
「へへ,お揃い!」
それから毎日一緒の髪型をしてたら皆に「付き合ってるの?」って聞かれるようになった。
春くんが
「もう否定するの面倒だし付き合っちゃう?笑」
と言ってきたので
「うん。」
と返事した。
皆から「お似合いのカップル」って言われて
毎日が幸せ!
これからもずっと一緒にいようね
そして一緒の髪型をしようね
春くん!
END_
⇒あとがき