短編

□おとまり。
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「今日つばくん家泊まりに行っていい?」

…え?

この子男の家に泊まっていいか聞いてるの?

勿論付き合ってるし全然問題はないんだけど…

普通男の子が「泊まってけ」って言って

女の子が「えっ//」みたいなのじゃないの?

名前ちゃんは全然照れてないし…

まあ元々照れる子じゃないんだけど。

…初キスは照れてたけどね。

「つばくん?」

「あ,いいよ。泊まりにきなよ!」

「本当に!?やった!じゃあ家帰って色々取ってくるね!!」

「俺も手伝お…って…早…。」

名前ちゃんは既にいなくなっていた。

「こういう時だけ仕事が早いんだから。笑」

家に帰って待ってようかと思ったけど

どうせ名前ちゃんのことだ。

荷物多いんだろうなあ。笑

…行くか。


名前ちゃんの家の近くの公園を見ると

2.3人の子供がきゃっきゃと遊んでいる。

いつか名前ちゃんと結婚して子供が出来たら何て名前つけよう。

子供は2人くらい欲しいなー。

「つばくん?」

「え,あ。名前ちゃん!」

「どうかしたの?」

「名前ちゃんとの子供は2人欲しいなって考えてたの」

名前ちゃんが持ってる荷物を受け取る。

やっぱり荷物多い笑

「そこまで考えてくれてるの?嬉しい!私頑張って2人生む!」

話をしながら歩いているとあっという間に家に着く。

名前ちゃんの多い荷物を家にあげる。

「おじゃましまーす」

「おじゃまされまーす」


そこからはテレビを見たりゲームしたり,二人で御飯作って食べたりした。

「つばくん,お風呂上がったよ」

お風呂上がりの名前ちゃん。

タンクトップにホットパンツ。勿論お風呂上がりだから髪の毛も濡れてて,正直えろい…。


「…ちゅーしてもいい?」

「うんっ」

ちゅ

名前ちゃんの薄ピンクの唇に

自分の唇を連続であてる。

名前ちゃんは頑張って付いてこようと必死に合わせてくれる。

愛おしい。


「名前ちゃん…ヤっていい…?」

「…つばくんなら、いいよ」

俺なら…特別みたいでとても嬉しい。

深いキスをしながら首元から胸元に手をかける。

名前ちゃんは時より甘い声を出してとてもそそられる。

「あのさ…そ,そろそろ…し,下…」

「うん…」

ピンポーン

「「え?」」

ピンポン?…え?玄関?

もう夜なのに?

「つーばーめーくーん。あーそーぼ。」

聞き覚えのある声…。一聖の声。

「燕いんのー?」

また聞き覚えのある声。優の声。

「お風呂でも入ってるんじゃない?」

一樹の声…。

「むしろいない…!?家出…!?」

将海の声……。

これはぴんち。

「名前ちゃん!メンバー来ちゃったから服着て!」

「う,うん!」

名前ちゃんが服を着たのを確認してから玄関へ走る。

何でこんな時だけ来るんだよーっ


ガチャッ

燕「なーに?」

一聖「遊びに来てやったぞー。」

優「喜べ」

「全然嬉しくないー笑」

一樹「急にきちゃってごめんねー」

燕「いいよいいよ…で?」

全「「「「ん?」」」」

いやいや「ん?」じゃないでしょ

燕「家入るの?;」

優「当たり前だろ」

当たり前じゃないでしょ!

一聖「じゃあおじゃましまーす」

一聖達が勝手に部屋に入っていく。

もう自分の家じゃん!

一聖「名前じゃん」

名前「あれ,みんな!久しぶりだねぇ」

将海「うお!名前久しぶりー!」

名前「久しぶり!」


みんななかなか帰りそうにないなあ。

名前ちゃんも楽しそうだしまあいっか。



…名前ちゃんにメール入れとこう

「この続きはまた今度やろうね」

送信。


〜〜〜♪

優「携帯なってるの名前のじゃねえの?」

名前「ほんとだ!」

名前ちゃんが携帯を手に取りメールの内容を確認する。

するとこっちを向いてニコッとして口パクで

「また,やろ」

と言った。

…ああ,愛おしい。

俺は一生名前ちゃんに溺れる



END_



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