短編

□としごろ。
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僕には幼なじみが居る。

その子は##MAME1##ちゃんといい,16歳,女子高生。

16歳なら彼氏がいても全然おかしくない。

しかも可愛いからきっとモテるだろう。

なのに名前ちゃんは休みの日さえも僕のところへ遊びに来てくれる。

「名前ちゃんはさぁ、友達と遊んだりしないの?」

「友達と遊ぶより、翔ちゃんと遊ぶ方が楽しいもん!」

嬉しいことを言ってくれるなあ。

*

名前ちゃんはいつも薄着で僕の部屋へ来る。

まあベランダからベランダに移れるくらいの距離なのだから仕方ないっちゃあ仕方ないんだろうけど。

でも僕も男なんだからいつどんな状況で理性が飛ぶかわからない。

今この状況で,かもしれないし。


ツンツン

「どうしたの…って,うわ!」

名前ちゃんは四つん這いになって僕の服の裾をツンツンしていた。

タンクトップだから谷間が見えてて,はっきり言って凄くエロい。

しかも名前ちゃんは小柄だから上目遣いになってるし!

落ち着け僕!!理性を保つんだ!!

「翔ちゃん構ってー。」

名前ちゃんの艶っぽい唇が動く。

構ってってそれもういろんな意味ででいいかな!!(真顔)

もう我慢できない!

ぎゅっ

「わっ!翔ちゃん?」

「名前ちゃんエロ過ぎ!!」

「え!?」

「谷間見えてるし上目遣いだし…」

「しょ,翔ちゃんを喜ばせたくって…。」

「えっ?」

「私子供っぽいから…谷間とか見せれば大人の女に見えるかなと思って…」

「なにそれ。」

「だって…」

「僕は前から名前ちゃんのこと大人だと思ってるよ?」

「ほんと?」

「本当!だから露出とかするのは,僕の前だけにしてね?」

「うん…翔ちゃんの前だけにする!」

「それでよろしい!笑」

わしゃわしゃ

「もう!子供扱いしないで!」

「ごめんごめん。」


子供な名前ちゃんも
大人な名前ちゃんも,
どっちも名前ちゃんなんだから
だいすきだよ。




END_

⇒あとがき


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