リハビリ的なもの

ジャンルごった煮短文詰め/先頭行空白?改行?なにそれおいしいの?(スマホからのため文章マナーを守れていない場合が多々あります読みにくいです)/すみませんネタも多々入ります更新の波もひどいです。
◆大倶利伽羅ヤンデレもの 

乗っ取り未遂、円満メリバ、嘔吐


大倶利伽羅の主は努力家である。
わからないことがあれば調べ、やおわからねば人に訊き、一度わからなかったことを二度とは聞かぬ。戦略においても生活においてもそうであるからして刀剣たちが一目置くのもまた必然であった。
審神者のいっそ強迫観念に駆られていると診断されそうなほど隙のない上位者としての姿が、そう、ただの張りぼてでしかないことを大倶利伽羅は知っている。大倶利伽羅は審神者が夜中に眠れずに膝を抱えていることを知っている。ストレスがかかりすぎて人目につかぬよう腸ごと溢れそうな吐瀉を繰り返していたことも、その原因も。他の誰でもない大倶利伽羅だけが知っていて、そのことに途轍もなく満足していた。
それが歪んだのは、あの夏の日。見習いという異物が入って来た日。
美しい乙女だったが、刀剣にそれが通用するはずもなく。呪具の類も最新のセキュリティの前に屈して、見習いが選んだのは、審神者の精神の均衡を崩すことだった。実際、刀剣相手には愚にもつかぬ戯言は、日々精神を擦り減らしていた審神者にはよく効いた。引退などという言葉を口に出させる程度には。
大倶利伽羅はいつもの表情のまま、グッタリと吐瀉で体力を削られた審神者に囁く。

「馴れ合うつもりはない。俺のこころに踏み込んだからには、そんな温い関係で済まそうなど、思わないことだ」

審神者を辞めるなら俺をその手で折らねば、たましいだけでどこまでも。逃すものかと金色を固くして大倶利伽羅の腕が審神者を捕らえる。
虚ろな瞳の審神者は、ただうわ言のように、頑張るよ、とか細く息を吐いた。

2016/07/06(Wed) 02:10 

◆ディエゴの躾を頼まれる話 

下品、捏造、老婦人との結婚時代


「君がディエゴ・ブランドォ?なるほど、刀自様が気にいるのもわかるな」

笑いながら彼女が言う。癖のある発音が異邦人であることを示しながら、とてもセクシーに感じて脊髄を通る液体が沸き立ったような心地になった。彼女は鞭をしならせながら、にんまりと笑う、笑う。それはあるいは、レースで強敵を打ち負かした瞬間の俺の貌によく似てるのかもしれない。

「私はね、君の躾を刀自様から任されたものだ。名前を知る必要はない。先生と呼びなさい。その下賤な、私の敬愛する刀自様に見合わぬ仕草の一切を、少なくとも社交界で出ないようにする。そういう仕事をしている。悪い話ではないでしょう。君に必要なのは血統書つきのシールを得意げに掲げる雀どもが無様に囀ることもできなくなるほど隙をなくすことだ。理解したら『はい、先生』と言え」
「…ハッ、そこまであんたにへり下る必要は感じないな。名前を教えてくれよお嬢さん。サービスしてやるぜ?」

俺の目に止まろうと、わざと反抗的な態度をとる女がいないわけじゃない。試した俺に帰ってきたのは鼻先をギリギリ掠める程度の鞭の風圧。

「お前がどんな女を見てきたか知らないけれど、今必要なのはそのやたら強靭な腰じゃなくて従順に頭を下げることだ。理解をできないなら口での指導は無駄と認識してやる。最後のチャンスだ。返事は?」
「っはい、先生」

本気だ。この女、本気で俺をしつけしようとしてやがる。
…上等だ、そのうち、そのセクシーなイントネーションをベッドの中で聞いてやるよ。


あとがき
まあ言うまでもなくガチ惚れしますけどね。こっから先は裏なのでね!

2016/06/28(Tue) 21:41 

◆かーずちゃまといっしよ 

ちっちゃいカーズ(全長5cm)とマイペース女の話/会話/グロ





・ごはん
「本日はお肉でーす」
「にくか。ふんぱつしたな」
「鹿をばーんとひいてしまってだな」
「かったのではないのか!」
「通りすがりのおっちゃんと物々交換して処理済みの牡丹になりました」
「さらにかわったのか!」
「小人さんだったので草食動物の肉のが良かったんじゃないかなあはは」

(見えてはいけないものが見えてるのか単に身長が低いおじさんだったのかは彼女のみが知る)


・職業
「おまえはどのようなしょくについているのだ」
「んー、ペルソ○覚えてる?こないだのやつ。あれの類似品を持って暴れる人を鎮圧する人のサポートがお仕事」
「ふむ、いのうのにんげんのちんあつか。なんというかいしゃなのだ?」
「spw財団。正式名称は忘れた」
「…このあいだきいたきょこうのじんぶつのせりふはいちごんいっくたがわずいえたはずだ」
「だって覚えてなくても日常に支障ないし」


・スタンド
「さー今日はお休みだし“拾う”ぞー」
「なんどみてもきみょうだな、そのいしは」
「でも重宝するからね。さて行ってらっしゃいルーシー」
「のびていくな、きょうはなにかもくひょうはあるのか」
「月まで届かせるのが目標だよ」
「なんのためにだ」
「いつかの自分に証明するためかなあ」

スタンド名:ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド
能力:物質型スタンド。ペンデュラムの形をしており、彼女の集中力が続く限りどこまでも伸びていく。任意の場所で吸着能力を発揮して何かを拾ってこれるが、現時点では半径300mいないにならないとなにを拾ってきたのかは知覚できない。伸ばすだけなら大気圏外までいけるため、ある日カーズの欠片を拾う。

2016/05/26(Thu) 23:54 

◆ジョジョ/シーザー/ヤンデレ 

やられたらやり返す女の話


私はあの野郎がおんなのこを侍らせているの(本人にそんなつもりはなかろう)がどうにも不平等に思えてならなかったので同じことをしただけだ。だってそうだろう、何度目の前でいちゃつかれ何度見知らぬ女に絡まれたと思っている。そろそろ怒ったって許されないことなどあるものか。お情けで付き合ってもらってるだけとかそんなことはどうでもいい。やり返さなければ気が済まないなんならあの横っ面引っ叩いて高笑って別れたい。そうこれは正当な報復戦である。シーザーくんや、私を日本人と思って大人しいと侮ったな?処す?処す?オッケーならば戦争だ!気炎を上げて人を雇ったは良かったが、翌日に顔を見るだけで悲鳴をあげられるなんて何があったって言うの解せぬ。

「言いたいことがあるなら直接言ってくれ、俺の可愛い天使」

嫉妬でどうにかなってしまうだろう?と笑ってみせた色男からの逃げ方募集中。

2016/04/26(Tue) 21:04 

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