進撃
□自由の翼を君に…01
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「はぁぁ〜腹減ったー」
オレンジ色の空に幼馴染みと歩く道
そして鳴り響く腹の音
あ、腹の音は俺のな(笑)
「零はいつも食べることばっかだねぇー」
右隣で話すのは幼馴染みのハル
いつも周りに花が飛んでる…気がする…
そんで、俺よりチビww
「ハルはちゃんと食わねーからチビのまんまなんじゃねーの?」
ハルの顔を覗き込んでからかう
「ちゃんと食べてるもんっ!!…うぅぅ…叶〜、 零がいじめるよぉ…(泣)」
ハルが叶に泣きつく…まずい展開になってきたな…
「我は3食きっちり食べておるぞ?…そうかそうか、そんなに練習メニューを増やしてほしいのk…」
「違います違います違いますぅぅ…俺が悪うごさいましたぁ…(泣)」
はー危なかった…叶が組む練習メニューは只でさえキツいのにこれ以上キツくなったら…
「判ればそれで良い。では詫びとしてハルと我に駅前のパフェでもおごって貰おうではないか」
「え、あの新しくできたカフェのパフェ!?あぁぁー俺も行ってみたかったんだよn「貴様には食わせぬぞ?」
…こんの鬼畜野郎…
「あ、僕ここで別れるよー」
「我だ」
3人がそれぞれの家路に別れる
もうすぐ家だ
「それじゃまた明日ー」
ハルと叶と別れて1人で歩く道
見慣れた電柱
見慣れた広告
見慣れた…倒れてる男?いや、見慣れねぇな、うん。なんかコスプレ?みたいなジャケットとYシャツ…んでよくわからん機械とカッターのデカイ版?…よく見ると怪我してるし…
「…よーし、家につれてこー!!あいつらには拾ったとでも言えばいいし」
今の俺のな状況
右手→胴着
左手→叶に詰め込まれた教科書でおもい鞄
んー…よし、こうしよう
→
右手→男
左手→鞄&胴着
「よいしょっ…こいつ…チビの癖に俺より重くねぇか…?」
まぁ、たぶんよくわからん機械がついてるからだろうけど身長の割には重たい
なんだか色々あったが無事に家にたどり着くことができた