TOSロイド逆行小説
□7、火の封印
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旧トリエット跡に辿り着き、コレットをそっと下ろす
「遺跡の中は涼しいといいなぁ・・・」
「そうね」
少し休憩して体力も回復したジーニアスと先生が話す
「ここが火の封印かぁ」
「キューン・・・キューン・・・」
「どうしたノイシュ・・・魔物の気配でもすんのか?」
俺に返事は返さず、ノイシュは怯えて遺跡から遠ざかってしまった
「はぁ・・・あいつも変わらないな・・・」
「ロイド、お前はできるか?」
「へ?何が?」
正直に聞くと呆れられた・・・ああそういえば、ここでクラトスに魔術を防御する技を教えてもらったんだっけ?忘れてた
「粋護陣なら一応使えるぜ?」
ほれほれどうだ!と見せつける
「ロイドすごいすご〜い!」
「へへん!勉強はともかく戦闘の基本なら朝飯前だぜ!」
「ふっ・・・そのようだな」
クラトスがちょっと寂しそう・・・?子が親離れした気分ってか?(この段階じゃ知らんだろあんたのこと・・・)可哀想だから今度どうにかして甘えてあげよう