TOSロイド逆行小説

□8、オサ山道
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砂漠を越え、オサ山道
コレットも調子を取り戻し雰囲気も明るく楽しそうだ
落とし穴(正確には違うけどいいや)の近くまで登ると声が掛かった

「待て!」

ミズホの民独特の服を着た女、しいなが立ち塞がる

「ロイドのお友達?」
「まさか、そんなわけないだろ」
「この中に、再生の神子はいるか?」
「あっそれわた「俺だけど?」

しいなの質問にコレットが正直に答えようとしたところを被せる
まあコレットだしな・・・注意しても無駄だから

「・・・アンタに恨みはないが、ここで死んでもらうよ!!」

しいなって結構足早いよな…

「・・・ロイドは下がれ」
「させないよ・・・炸力符!」
「くっ・・・符術か」

しいなと俺の前に割って入ったクラトスは、札の力で軽く吹き飛ばされる

「覚悟!!」

邪魔する奴はいなくなり、しいなは今度こそ俺に向かってくる

「ロイド!危ない!」

まだまだまだまだ・・・もう少し!
来た!

「そこだ!!」

ガチャッ
バコンッ!

「「あ」」

ドドォォォン・・・

「どーだ!参ったか暗殺者め!」

ハッハッハッ!と高らかに笑う俺を皆は呆れ顔で見つめるだけだった

「はぁ・・・あなたって人はもう・・・無茶も大概にしなさい・・・」
「いいじゃねぇか先生、全員無傷だったわけだしさ!」
「それにしてもよくあの場で敵を落とすなんて思い付いたね・・・」
「なぁに、たまたまだよ」
「ごめんねロイド、私のせいで・・・」
「気にすんなよコレット!クラトスもありがとな!」
「私は神子を守ったまでだ・・・」
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