TOSロイド逆行小説

□11、風の封印
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ソダ島から出て峠を越え、次は風の封印があるというアスカードに向かう
ホントの神殿はパラクラフ王廟だけど、入るためには偽の風の精霊が落とすパラクラフ地図が必要だし問題はない
アスカードに着き、石舞台前に行く

「ふぅははははははぁあああ!!!」

さっそく始まった遺跡モードに巻き込まれないよう、さっさとハーレイとライナーがいるだろう裏側に走っていく

「これで石舞台を爆破すれば・・・」
「でも、そんなことしたら・・・」
「馬鹿!このままだとアイーシャが死んじまうんだぞ!」

案の定言い争いをしている2人を見つけ声を掛ける

「何してんだよあんた達」
「「!?」」
「ぼっ僕達は別に石舞台を爆破しようだなんて!」
「今何と言った!!」

それほど大きな声でもなかった筈なのに、先生には聞こえたみたいだ(地獄耳・・・)

「先生、こいつら石舞台を破壊しようとしてるみたいだぜ?」
「こんな素晴らしい遺跡を破壊だと!?貴様らふざけているのか!!いいか!この遺跡はな!!」

ガチャッ・・・

「「「あっ」」」

チッチッチッチッチッ・・・と規則正しく音が鳴るなか、先生は1人解説を始める

「先生・・・」
「何だ!質問なら後にしろ」
「爆弾のスイッチが入った」
「だから後に・・・何だと!?」
「もういい・・・俺が解除する」

ちゃちゃっと爆弾を止めた後、町長に叱られ石舞台から追い出される
生贄どうこうが気になった俺達はアイーシャの家に行き事情を聴く
んで、先生が生贄として風の精霊を呼び出す筈なんだけど・・・

「わぁ!ロイド可愛い!!」
「私より似合っている気がするわ・・・」
「ロイドが可愛くみえる・・・」
「・・・・・・」

何で俺なの!??
皆可愛い可愛いって言うのやめろ!何なんだよこいつら!
おかしい!何かおかしいぞこれ!!

『素敵です!ロイド!』

ここにもいたよ!!
おいクラトス!見るな!お願いだから見ないでくれ!!

「スカートじゃないことだけが救いか・・・ははっ・・・」
「・・・早く済ませるぞ」

ほいほいほいと簡単単純俺でもできるお仕事
さっと済ませてさっと着替えたい
儀式をして光から出てきたのは妙なモンスター

「違うよロイド!それは邪悪なもの!精霊なんかじゃない!」
「わかってるさ!てめぇなんざぶっ潰してやる!」

武器を構え敵に一撃

「ついでに言っとくけど、俺は男だ!岩砕剣!!」

この衣装動きづらい!特にズボン!早く脱ぎたい!

「ロイドってば燃えてるね〜イラプション!」
「ロイド可愛い!ルーンスティア!」
「いきます・・・フォトン!」
「一気に決めるぞ!閃空裂破!」

サクッと倒した偽物は風と共に消え去り、石でできた地図を落とした

「おぉ!これは素晴らしい!ライナー!これを解読するから協力しろ!!」
「はっはい!」

遺跡マニア2人は俺達に目もくれず石舞台から離れていく

「あのリフィルって女、ハーフエルフだしな・・・知識は間違いないだろう」

ここで禁句を言うかハーレイよ・・・

「ちっ違う!僕も姉さんもエルフだ!」
「おいおい俺が同族をまちが「ハーレイ」」

俺はハーレイの言葉を遮り無言で首を振る

「いや・・・やっぱり俺の勘違いだったみたいだ。悪かったな」

よしよしOK

「さてと、俺達は宿に行こうぜ〜。どうせ1日くらい掛かるだろ」
「そだね」
「ありがとう・・・ロイド」
「俺は何もしてねぇよ・・・礼ならハーレイに言っとけ」
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