TOSロイド逆行小説

□7、火の封印
2ページ/7ページ

旧トリエット跡に辿り着き、コレットをそっと下ろす

「遺跡の中は涼しいといいなぁ・・・」
「そうね」

少し休憩して体力も回復したジーニアスと先生が話す

「ここが火の封印かぁ」
「キューン・・・キューン・・・」
「どうしたノイシュ・・・魔物の気配でもすんのか?」

俺に返事は返さず、ノイシュは怯えて遺跡から遠ざかってしまった

「はぁ・・・あいつも変わらないな・・・」
「ロイド、お前はできるか?」
「へ?何が?」

正直に聞くと呆れられた・・・ああそういえば、ここでクラトスに魔術を防御する技を教えてもらったんだっけ?忘れてた

「粋護陣なら一応使えるぜ?」

ほれほれどうだ!と見せつける

「ロイドすごいすご〜い!」
「へへん!勉強はともかく戦闘の基本なら朝飯前だぜ!」
「ふっ・・・そのようだな」

クラトスがちょっと寂しそう・・・?子が親離れした気分ってか?(この段階じゃ知らんだろあんたのこと・・・)可哀想だから今度どうにかして甘えてあげよう
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ