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□頭痛
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『最近無理しすぎよ?』

「大丈夫だから」

ティパは私に手を出すように言った

『はいっ』

「薬…」

『持ってなかったんでしょ?』


「なんで知ってるの?」

『見てたのよ…頭痛くて泣いてるあなたに声をかけないで通りすぎることなんて出来ないしね。』

見られてたのか…

「ありがとう…」

なぜか安心したように思えた

『私にはバレないようにしてたんでしょ?』

「うん…」

『私はテヨンのことはお見通しよ?だから隠さないで。心配させたくないのはわかるけど、もっと私を頼って?』


「うん…」


もっともっと涙が込み上げてきた

『苦しかったね』

そう言いながら私の背中をトントンとしてくれる

「あっりがと…」

ティパに安心して泣かないようにしていたものが一気に緩んだ

ティパは私を受け入れてくれる
そして薬もきいたのか徐々に痛みが引いていった
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