Book2
□強がりなあなた
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「ひーん」
聞き覚えのある声が聞こえた。
『マネージャー一人で行ける?』
オンニは少しむすっとしながら、大丈夫と言った。
そしてあの雪一面の外へと出て行った。
私たちは中断していたバスケをまた始めた。
集中したいのにオンニのことが心配で心配できない。
「ねぇ…このクォーター終わったらちょっと時間もらって良い?」
私は副キャプテンのユリにお願いをして、すぐに部室へ向かった。
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