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□~君の隣~
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君の隣にはいつも私がいた。
でもそれはもう昔の話。
君は私のわがままを何でも聞いてくれた。
めんどくさがりながらも…
しっかり聞き入れてくれた。
昔は二人で遊ぶ事が多かった。
遊びまわって、つかれたら二人で一緒に『いつもの場所』でお昼寝して…
あの頃もし…もし私が早くこの気持ちに気づいてたら運命は変わっていたのかな？
君は…私のわがままな思いを聞き入れて…受け止めてくれたのかな？
今も君の隣で笑ってられたのかな？
でも………もう遅い…
君の隣では別の人が笑ってる。
そしてもう…二人で一緒に『いつもの場所』へ行くことはない。
だから……今日もまた一人で『いつもの場所』に行く。
現れるはずもない人のことを今日も待つ。
もう一度…もう一度でいいから君と笑いあいたい…
君の…私に向けてではない笑顔を遠くから見つめてるのはもう辛い…
これも……わがままなのかなぁ…？
もし……これがわがままなら…
君は昔のように私のわがままを聞き入れてくれるのですか…？