たんぺん

□クリスマスの夜
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『クリスマスだーっ!!!!!!』


部室で叫ぶ一人の少女、日比野梨花。


そんな彼女に全員が彼女を見た。



手塚「大石、梨花に何が起こった・・・」



大石「わからない・・・」



部室にいる全員が驚いている。


彼女は構わず叫び続けた。




『イエーイっ!!』


テンション高い?


そんなの気にしちゃいけないのさー!!




越前「どうせ、サンタとか信じてるんでしょ・・・?」



桃城「えっ、マジかよ・・・」



端のほうでボソボソはなしている二人の会話は・・・しっかりと聞きました!




『さっすがリョーマ!分かってんじゃんー!』



はい、そうです!そうなんです!


テンションが高いのはサンタさんが来るから!!




乾「意外だな・・・」


河村「ハハハッ・・・」


貞治はノートを取りながら隆は苦笑している。





だってサンタさんが来るんだよ!?



嬉しいに決まってんじゃん!!



それからずっと上機嫌で仕事をすすめる。








ついに部活が終わった。

待ちに待った時間だ。



『お先に失礼しまっすー!!』


全員に挨拶して部室を出る。


私の脳内はお花畑なのです!!










越前「超ご機嫌でしたね・・・」


サンタなんかいるわけがないのに・・・、と越前は呆れていた。



桃「初めて見たぜ、梨花先輩のはしゃぐ姿・・・」



いつもは淡々と仕事をこなしている梨花であった。


が、しかしここまですごいのは初めて見た人にとっては驚きものだ。





不二「いいんじゃないかな?・・・夢があって」


大石「あぁ、そうだな・・・」


菊丸「ねえ!いいアイディアがあるんだけど・・・」


海堂「なんッスか先輩?」



菊丸「えーっとねぇ・・・」



こうなんだ、と述べる菊丸。


何人かが賛成していたが、一部はどうかと悩んだ。




手塚「菊丸、さすがにそれは・・・」



越前「いいんじゃないッスか?俺は賛成ッス」


桃城「よーっし今夜実行だ!」



おおっ!!と声が響いた。
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