企画編
□スーパー鬼ごっこ 6話
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巽は前回の質問の時に鬼に見つかってから、
今まで逃げていた
巽「いつまでついて来るんだよ!!」ダッ
「待て!!」
「私が捕まえるんだから!!」
「いや私よ!!」
「巽くーん!!」
普段は羨ましい限りだが、今日はそう思えない
巽「(くそ!なんで俺ばっか来るんだよ!)」
あれから巽はずっと鬼に追われていて、
気が付けば8人に増えていた
巽「(ここで距離を開けるべきだ)」ダッ
巽は勝負に出た
目の前にある螺旋階段に向かってスピードを上げた
「え?なにするの?」
巽「おりゃ!!」バッ
螺旋階段から巽は飛び降りた
「うそっ!?ここ2階とはいっても結構高さあるのよ!?」
巽「(このぐらいしないと無理だろうが…)」
巽は上手く受け身をとり、その勢いのまま逃走を続けた
「…はっ!待て!!!」
巽「(ここからなら撒ける!!)」ダッ
そして曲がり角を利用し、姿を消そうとしたが、
その先に別の鬼がいた
「いた!!こっちよ!」
巽「(嘘だろ!?後ろにはさっきの鬼達がいる。ならこっちだ!)」
巽は近くにあった階段を上り始めた
「待ちなさい!!」
巽「(待つかよ!!ここからは持久戦だ!!)」