紫に染まる
□鼓動
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「「「あざっしたー!!!!!」」」
今日も帝光バスケ部のキツい練習が終わる
「敦くんお疲れ様。」
「疲れたー。お菓子ー。」
練習が終わると紫原は
真っ先に美紅のところへ向かう
「言うと思った。はい、どーぞ。」
「わー!これ欲しかったやつー!美紅ちんありがとー。」
そのまま美紅を後ろからがっちりホールドしたまま
もらったお菓子を食べ始める
「敦くんー、お菓子頭にこぼさないでね。」
「大丈夫大丈夫ー。」
「美紅っちは抱きしめられてることに関しては気にしないんスね。」
「紫原、菓子を食うなといつも言っているだろう。それに着替える前に人にひっつくと汗がつくのだよ。白崎も少しは注意したらどうだ。」
「「えー、めんどくさーい。」」
「なんだと‥‥‥‥!」
「まぁまぁ緑間っち!俺らは先に着替えに行きましょ!」
黄瀬は緑間を押しながら部室の方へ向かった。
「そろそろ敦くんも着替えてきたらー?」
「んー、もうちょっとこのままー。この体勢落ち着くんだよねー。」
「私も落ち着くよー。」
だって敦くんの鼓動が聞こえるから
安心するの。
その後着替え終わった赤司に発見されるまで
二人は動かなかった。