紫に染まる

□指切り
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「んー。チョコシェイク美味しい。」


「美紅ちーん。ちょっと頂戴?」




「ん。いいよー。」













「どう見てもカップルっスよね。あの2人。」



「黄瀬くん。あれが2人の普通なんですよ。」




「つーかテツ、毎度のことながらそんだけでいーのか?」





「バニラシェイクが飲めれば十分です。」










部活後、


美紅と紫原と黄瀬と黒子と青峰はマジバに来ていた。



ちなみに赤司と緑間は監督とミーティングかあるからとここにはいない。








「つーかお前らさー。もしどっちかに恋人とかできたらどうすんの?」









「「え?作らないけどー?」」






「息ピッタリですね‥‥。」










「好きな人とかできたらどうするんスか?」









「てゆーか、そもそも俺美紅ちんと離れる気ないしー。」





「私も敦くんとずっと一緒にいるものだと思ってたー。」





「つーか美紅ちん他の奴に渡すとかやだしー。」




「私も敦くんの隣は譲れないなぁ〜。」






「お前らそれ何?天然なの?それともわざと?」





「聞こえようによってはプロポーズっスよ今の‥‥‥‥。」






「お二人はお互いに好きなんですか?」






「もちろん好きー。」




「私もー。」








「では、それは異性としてですか?」









「んー、詳しくは分かんないけど。そーなのかなー?」





「うん。でも敦くんといるのが1番いいし‥‥。これって私、敦くんのこと好きってことかなー?」







「前からそんなオーラ出しまくりだったけどな。」











「じゃー美紅ちん。これからもずーっと一緒にいようね。」




「うん。じゃあ手出してー。」






「ん、はい。」




「ゆーびきーりげーんまーんうーそついたらはーりせんぼんのーますーゆーびきった!」











グイッ








「わっ!敦く‥‥‥‥。」



































ちゅっ












「えへへ〜。これは、誓いのキスってやつね〜。」





「もうっ!敦くん‥‥‥」






















「青峰くん。」




「んだよ。」




「ここに史上最強のバカップルが誕生してしまいましたどうしましょう。」




「知るかよ!」



「元はと言えば青峰くんが変なこと言い出すからでしょう。」





「俺のせい!?」





「ちょ、とりあえず2人とも。ここから離れようっス!」




「そうですね。あ、後で赤司くんに報告しておかなくてはいけませんね。」



















結ばれたふたりは




今日も通常運転。








(もしもし赤司くんですか?)


(黒子か。どうだった?)


(赤司くんの言った通りでした。)



(ふふ。そうだろうな。まぁ、やっとくっついたというところだな。)



(本当にそうですね。なんだか親になった気分です。)



(2人とも子供っぽいところが似てるからな。まぁ良かったよ。)





ーーーーーーーーーー



やっとくっついてくれました。←

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