MORE(ロー長編)【完結】

□no.8
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「そっか…いいよいいよ ありがとうベポ(*^^*)キャプテンさんもきっと忙しいだよね」


「ごめんね(;_;)すぐおれが行くからね!待ってて」

「うん」


「(キャプテーン なんで行ってあげないのー(´・ω・`)? カブトムシ、会いたいって)ガシャン プープー」


ベポ…(笑)
切ってないから聞こえてたよ…(((^_^;)(笑)


足は痛々しいほどに治療された痕が残っている。


だけどあの嫌な黒のマークは何1つ残っていなかった。


そういえばと、左足の膝の上を見る。


この黒い点なんだろう…?

キャプテンさん、これを見てシルバーズって…


この点よくみたら何かの模様にも見えるなぁ…


なんだろう…


ガシャ


「カブトムシー\(^^)/♪大丈夫?痛くない?キャプテン、連れてきてあげれなくてごめんね(;_;)」


「ううん、大丈夫!(*^^*)わたしこそ無理言ってごめんね(>_<)」


その頃ベポが去った食堂で、


「船長、いいんすか?行かなくて」


シャチが夜ごはんを食べながらローに聞く。


「別にいい」


「船長が女をこの船に乗せるなんて、あの子何者なんですか?」


ペンギンはシャチのお肉を横取りしながら尋ねる。


「おいこら、ペンギン」


「特に理由はない。ベポの恩人程度だ」


「本当にそれだけですか?」


「ベポが仲間だって言うんだ 無理に引き離せねぇだろ」


本当はローはわたしがレイリーの娘だと気づいている。


きっとわたしの力が気になったんだと思う。


冥王と言われたシルバーズ・レイリーがわたしに授けた力を、そして運よければレイリーを見てみたい そんな好奇心だった。


最初はね…
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