日常生活

□初見の印象100%
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『ふん♪ふん♪青カビしょっちゅう生えますよ〜青カビ最強最悪最弱最低〜♪』


「お!!名無しじゃねーか!趣味悪ぃー歌だな!」


『燐君!!昨日ぶりだね!ちなみに趣味悪い歌じゃないよ。私が生まれたばかりの頃子守唄として聴いた"青カビ滅菌方法"の1題目だぞ』


「"青カビ滅菌方法"って一体どんな曲だよ!つーか小さい頃なんかあったのかよ?」


『ふん♪ふん♪青カビしょっちゅう生えますよ〜♪最強最悪最弱最低〜食パンカビの増殖地〜対処は簡単しょうきゃ…』


「もういいからさ!!別に青カビ情報いらねーよ!青カビコワッ!!」

『青カビを制するものは世界を制するだぞ燐君』


「んだよそれ格言!?」


「そないな格言あるかいなど阿呆!」


「お!!勝呂!志摩も子猫!っはよ〜」


『子猫!?』


「おはようございます奥村くん」

「はよ〜奥村くん!で、そこの女の子誰なん?紹介してーや!!」


「志摩!ワレは性懲りもなく…!」


『なんだこの三人三様な方々は…目ぇキッラキラ。燐君燐君このたれ目君は大丈夫なの?』


「そいつはいつも目ぇ輝いてるぜ!!女子の前だけだけどな」


「奥村くんそんな殺生な!俺は志摩廉造どす。よろしゅう」


「いった!志摩てめぇ!!」


『あっと…手を離して貰えると嬉しいかな…。うん』


「照れてますの?かいらしいなぁ…」


「志摩!あっと、すいません!!っとー…?」


『名無しだよ名無し。鶏頭な君はなんてゆーの?こっちの坊主君も』


「名無しちゃんか名前までかいらしいなぁ。運命を感じますぅ〜」


「志摩落ち着けよ?あと涙と鼻水汚いねぇ」


「俺は勝呂竜士でこっちが三輪子猫丸。よろしゅう」


「三輪どす。よろしゅうお願いします名無しさん」


『あらま!!礼儀正しくてお姉さんビックリした!燐君も志摩君も小生意気で高校生って言うよりチンピラだよチンピラ!君達は偉いね〜』


「名無しちゃん!チンピラみたいな俺とアド交換しましょー」

「ずりぃ!!俺も交換したい!!名無し交換しよーぜ!」


『ほらチンピラだ。カツアゲと一緒だよ。恐喝してアド聞いてくるなんて…仕方ないなぁ。赤外線でおくるよ〜竜士君も子猫君もどーぞ!』


「「……おおきに…」」


『見た目以上に謙虚な竜士君。子猫君は名前も顔も可愛ね』


「名無しさんどないな理由ですか、それ」


「ははっ、名前かいらしいてよう言われます」


「坊と子猫さんずっこいわ!!俺も混ぜてーや!!」


「志摩鼻の下延びてんだよ!!」


「奥村くんも眉間にシワよってますよ?」


『どーでもいいけど遅刻しないの君ら?』


「「「「あっ!!ヤバい!!」」」」

『いってらっしゃーい!!はぁ…モンスーンだよモンスーン!朝から疲れたな……ふん♪ふん♪青カビしょっちゅう生えますよ〜……』











初見の印象100%だったけどそうでもないみたい

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