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□とろける甘さ
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「名無し」
「ん?」
正面にすわるアマイモンは自分の足と足の間のソファーを叩く。
名無しは苦笑いしてアマイモンの足の間にドカリと座ってやった。
勢いよく座ったのだけどアマイモンは簡単に抱き締めてしまう。
「レモン美味しいですか?」
「うん!食べる?」
「はい。アーン」
「アーン」
「……甘いです。とても美味しいですね」
「ふふ。アマイモンの愛が詰まったかき氷だからね。甘くて美味しいんだよ?」
「はい。愛をいっぱい込めて作りました」
「ありがとうアマイモン」
「いえ。ボクもありがとうございます」
「イチゴ頂戴」
「口開けてください」
「あーん……」
アマイモンは大量のかき氷を自分の口にいれた。
名無しの頭上にはてなが浮く。
首をかしげたら、アマイモンの長い綺麗な指が名無しの顎にあてがわれた。
「アマイモン?」
「……」
「……っん!!」
瞬間アマイモンが名無しにキスをする。
あまりに急で甘く激しいキスに名無しは必死にアマイモンにしがみついた。
「……は。美味しいですか?名無し」
「……っ!お、美味しかった…」
「おかわりは沢山ありますよ?」
「……っアマイモン//」
妖艶に舌をちらつかせるアマイモン。名無しはそんなアマイモンをみて目眩ににた何かを感じた。
かき氷はおいしいけどこれじゃ先に私が溶けちゃいそう。
名無しは真っ赤な顔で口を小さく開く。
見計らったようにアマイモンの舌と甘い甘いかき氷が入ってきたのだった。
(フンフン♪……あ、れ?)
((アマイモン冷たい!!))
(色気のない声ですね…)
(名無しにアマイモン…私の部屋でなにを…)
((め、メフィスト!?))
(子づく(アマイモン!!)……)
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書き込み下さった様リク アマイモンほのぼの甘
end