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□証。
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「は・・ッ・・はぁ!?そんなもん誰かに見られたら・・・・・・・・!」

「見せりゃいいじゃん。付き合ってんだぜ俺ら。」

証が欲しいんだよといわんばかりに、冬獅郎の首に顔をうずめて、舌で軽く舐めるように口付ければ、
冬獅郎はたちまち耐えられなくなる事を一護は当然知っていて。

「・・・・・・黒崎!!・・やめろ・・…・・!!」

「お前、首弱すぎ。・・ちょっと訓練したら・・あら不思議、直るかも」

「んなわけあるか!!訓練てなんだよ!!」

「シ。あんま声だすと理性がモチマセン」

「もう持ってねぇだろ!!!!!!!!」


うるせぇなぁ・・と嘆きながらも、再び首への愛撫を始める一護。
時々弱く噛みつきながら。
どうせもうキスマークなんて絶対つけさせてくれねぇんだから。
最初で最後なんだし、ゆっくりな。


「黒崎…黒崎って…!!もうやめろ・・…・・ッ…」

「やめろって・・もう慣れたのか?」

「な、慣れてないけど…!!いや慣れてないから…やめろ・・」

「キスマークつけるときってもっと激しいんだぞ?こんなんでヘバんなって。隊長。」

「こういう時だけ隊長とかずるいぞ・・」

「ずるくて結構です。」

そろそろかな・・と、ある程度舐めていた所に軽く吸いついてみる。
すると予想以上に冬獅郎にはダメージが大きかったようで、上擦った声をあげた。

「ぅ、ぁ…ッ!」

「我慢しろ。」

「ひ、ぅ・・無理だッ・・・て・・・」

「いきマース」

「や、ゃだ、吸わない、で…ぇ、、、や…!!」

時々弱く噛みながら、首筋に歯を立てて軽く吸う。
それだけなのにどんだけ感じてんだこいつは。
将来が心配だな。
てか俺、変態だな。

そんなことを色々と考えながら、そろそろかなと口を離すと、
そこには赤く色づいたキスマーク。


「よし。愛の証だな。」

「な、ぁ・・なにがだぁ・・・・!」



すっかり力の抜けてしまった冬獅郎は、反抗してもいつもの威勢が無く、力無い。


「はは・・悪い悪い。なぁ、・・俺にもつけてくれよ」

お互いが良いだろ?と笑って言ってのける一護の首筋に向かって、
冬獅郎はがぶりと噛み付いた。



「あでででででででででででで!!!!!」


「・・・・くたばれ変態!!!」






fin
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