花とゆめ・LaLa

□私の自慢の王様
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…私の国はとても小さくて、
戦も起きていて…たくさんの人が亡くなっていた。

そんな国を守ってくれたのは、
魔法が使える大国、ヴァンフォーリエの国王様。

お金も何もない私を嫁にと言ってくれた…

優しい私の旦那様。


いつも仕事が大忙しで会うことも少ないけれど、
私の事を大切にしてくれてる。


私はそんな不器用な王様が愛おしくて仕方ない。


「王様!!今日もお仕事頑張って下さい!!」

『ありがとう、リリア』


王様は首をつけてないため、
近くにあった紙に字を書いた。

これが私と王様のコミュニケーション。
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