一夜物語

□やっぱり、世界は・・・
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森を壊そうとする人間・・・
木を刈ろうとする10台以上ある機械。
その機械に下敷きにされそうな、さっきまで一緒にいたシマリス。
少女は、一瞬で理解する。

何故此処に大勢の人間がいるのか
何故森を壊しているのか
何故シマリスが、森を守るように機械の前にたっているのか
少女は理解した足を一歩踏み出す。

「なんだぁ?こいつ、工事の邪魔だ!どけ!糞ガキ!!」

機械にのってる一人の男が、少女に暴言を吐く。
だが、少女は動じない。
ここで、言い返したら、相手は喜ぶと・・・。
少女は、過去で体験したことは、体が覚えてる。

(何故人間は、こんなのばっかなのだろうか?人間だから?八ッ意味が分からない。工事だと?邪魔だと?ふざけるな!お前らだろう?!)

人間は、何故自分勝手なのだろう?
自分たちのために、森を消す。
動物を殺す。物を作る。
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