一夜物語
□シマリスの正体
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緑色の髪をした女の子が、立っていた・・・。
「お前は・・・シマリスか?」
「あはは・・・。そんなけーかいしなくて、いーよ。あと、お前じゃない、私の名前は”ルカ”だよ。」
「・・・そうか。で、お前は「あ〜ルカ〜だよ〜」・・・ルカは、何者だ?」
「私はね、この森の精霊だよ」
彼女は、そう言った。
「精霊か・・・。おま・・ルカはシマリスなのか?人間なのか?」
「ううん、違うよ。私は小さい粒なんだ。」
「粒?」
「ん〜?粒とつーか、オーラ?ん?空気?」
「なんで、こっちが聞いてるのに疑問系なんだ。」
「でも、空気って、例えが変だね?オーラ?神?!んー?」
ルカ」は、考え出すと、どうやら人の話を聞かなくなるらしい・・・。
「はぁ〜、もーいーよ。」
「分かった、オーラだ!!」
「・・・なんで、オーラ?」
「気に入ったからだよ!!」
「だよ!!じゃなくて。オーラって?」