ぎんいろのさむらい
□決定
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ズズ…
お茶をすする音が響いた。
銀「え、えーと…」
神「このクソ美人でボインな人は、私のお姉ちゃんネ!」
銀時、新八、小太郎は二人を見比べる。
銀桂新(どうやったらこんなに差が開くんだ…)
桂「じ、じゃあ俺はこれで…」
ダダダッ
銀新「逃げたァァァ!!」
名無しさん「?どうしたんですか?」
神「あんなヅラいてもいなくてもかわりないアル。それよりお姉ちゃん、今どこにすんでるの?」
名無しさん「歌舞伎町だよ?」
銀新(バカだァァァ!)
神「ま、まさか、彼氏の家アルか!?」
名無しさん「彼氏なんていないよ〜(笑)野宿(笑)」
シーン…
銀「お、おいおい。女が野宿とか危なすぎんだろ…いろいろと。」
新「そうですよ。いい年してんですし、ちゃんとした物件探さないと…。」
名無しさん「!?あたしまだ二十歳だよ!?(チェリーの勘恐るべし…!」
神「お姉ちゃん!ここにすむヨロシ!」
銀「なっ!?おま、何勝手に…」
神「部屋(押し入れ)は狭いし、銀ちゃんの足はクサイし、新八はメガネだけど、私、お姉ちゃんと一緒にいたいネ!」
新「銀さん、どうします?」
銀「この娘も夜兎なんだよな…。つーことは食費がやべぇ!」
名無しさん「あたし1週間お米一粒でいけますよ♪」
銀「決定だな。」
新「おいィィ!いろいろと問題ありすぎんでしょーが!」
神「フッ、もう決まったことネ。わめくなヨ。」
新「ツッコムのもめんどくせぇ…。」
名無しさん「よろしくおねしゃーす。」
銀「敬語になってないけど、敬語使わなくていいぞ?」
名無しさん「ほいほい♪わかった〜」
銀「あ、もちろん住み込みで働くのが条件だからな。あとジャンプ買うこと。」
こうして、名無しさんは万事屋ファミリーの一員となった。