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□大空の真実
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ピピピピ……パチ。
朝の訪れを告げた目覚ましを止め、再び眠りにつこうとする。が、そうは問屋が卸さなかった。
「起きやがれ、ダメツナ!」
「痛ってー!!」
赤ん坊からの強力な蹴りを腹に受けた少年は悶絶しながら赤ん坊に文句を言った。
「何だよリボーン!毎回毎回!たまには優しく起こしてくれたっていいじゃないか!!」
リボーンと言われた赤ん坊は、
「まだまだだな、ダメツナ。その程度の攻撃避けられなくてどうするんだ」
と、にやりと笑った。
「ママンのご飯冷めるから俺は先に行くぞ」
リボーンはそう言うと、部屋を出た。
起きて早々お腹に蹴りを入れられた少年、沢田綱吉は一度大きく伸びると制服に着替えて一階に降りていった。
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