ハボロイ

□何時もどおりを望まない俺の願い
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何時もどおりを望まない俺の願い佐を家まで送っている。

理由は大佐の護衛官という事もあるが、何よりも、この無自覚の可愛さを振りまいている恋人としてのロイが心配だから。

そして、今日もオレは何時もみたいに大佐を家へ送る。

大佐が玄関を開けて入って行くのを見てオレはまた同じ言葉を言う。

「じゃ、オレ帰りますね。明日もまた何時もどうりに迎えに来ますから。…おやすみなさい」

そしてロイに軽いキスをする。

ここでオレは何時もみたいにすぐ帰るつもりだった。

しかし…
大佐はオレの服を掴んだまんま離してくれない。

「…大佐?」

「今はロイ…」

「クスッ…そうですね//今はプライベートッスからね//」

「コクン…//」

「どうしたんスか?ロイ?」

オレは優しく問いかけた。

「今日、一緒に寝て…//?」

「今日は甘えん坊さんなんですか//?」

「ん…//」

「…ロイが早く寝てくれるって約束してくれるならいいッスよ?早く眠れます?」

「ハボが一緒なら…//」

か…可愛い…////

「わかりました。じゃぁ、一緒に寝ましょうか…」

その後、オレとロイは入れ違いで風呂に入り、ベッドに横になった。

そして、ロイが安心して眠れるように、抱きしめて背中を子供を寝かすようにさする。

すると数分後、ロイはオレの腕の中でスースーと寝息をたてて眠った。

まったく…寝顔まで可愛いな…
あんたはオレの心拍数を上げる天才ですよ!!
オレの心臓がもたねぇ//

でも、ロイは何時も強がりだから、たまにはこういう風に甘えてほしいかな…


オレの願いですよっ//!

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