書庫(夢以外置き場)
□苺の神様
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「分かりますよ・・俺だって毎日パフェ食いてェ・・だが俺の願いとは裏腹に、血糖値と金がついていかねェ・・」
「いえ、あの・・・」
「いいじゃないですか。食べられる時に食べないでどうするんです?」
「ちょ、銀さん・・」
「俺なら食べるねっ!!食べたい時に、食べたいだけ食べるっ!!!」
「ちょっとォォォッ銀さんっ!!それじゃ間違いなくリバウンドでしょっ!!あんた依頼聞いてましたっ?!」
「よォォしっ!じゃあ、財布と相談作戦だっ!!」
「財布と相談作戦・・?」
銀時はニヤリとした顔でソファに座った。
立ち上がっていた依頼人と新八もソファに座る。
「銀さん、そのお財布作戦って何です?」
「要するに、好きなもの食べつつ、リバウンドしないようにすりゃいいんだろ」
「えっ?!そ、そんな事、可能なんですか?」
「可能ですよ〜万事屋・銀さんにかかれば、どんな事でも万事解決!」
「わぁ、何か頼もしいですね!それで、どんな作戦なんです?」
「まずは、パフェを1つ458円とする」
「「え?」」
「ワンコインないと足りない訳だ。なので、財布に500円入っていたら、パフェは1つだけにするっ!!」