SLAM DUNK 1
□兄の憂鬱‐赤木家ｼﾘｰｽﾞ‐
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‐寿の場合‐
部活の午後は休み。
久しぶりの休みだからな、ちょっと買い物でもすっかな。
まったく、大会近いからって練習ばっかりさせやがって・・・
しかし、俺もﾏﾀﾞﾏﾀﾞだな。
やっぱりｽﾀﾐﾅがたりねぇ。
すぐにつくもんでもねぇしな。
まぁ、弱気になってもしかたねぇけど。
そうだ、ﾃｰﾋﾟﾝｸﾞなくなるんだった。
買いに行くか・・・今の俺はﾊﾞｽｹしかねぇんだ！！
なんてな 笑
馴染みのｽﾎﾟｰﾂ店に入ると奥の方から、
効き馴染んだ声。
妹の声を聴き間違えるかってんだ。
…?？誰と喋ってんだ？？
店のﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲの陰からそーっと覗く。
!!!決してｼｽｺﾝではない。
あとからｱｲﾂをからかってやるためにだなぁ…
ん?？あの男知ってる。
神奈川では俺の次に名が通る3ﾎﾟｲﾝﾄｼｭｰﾀｰ
まったく、よりによって何であんなﾔﾛｳと一緒にいるんだミカは。