SLAM DUNK 2


□藤真さんと仙道君
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歩きまわって疲れた俺たちは公園のベンチに腰を下ろす。
近くにはバスケットリング。
やっぱりこれを見ると安心する。


「仙道は高校でたら、東京戻るのか?」


「あっ、寂しいですか?」


「そんな訳あるか!聞いてみただけだよ!」


「俺ね〜アメリカ行きたいけど、飛行機怖いんですよね〜。だから、大学か実業団か…」


いつか藤真さんと同じチームになりますかねぇ〜と笑いながら仙道は話す。


いつもは目の前の大会ばかりに頭が行くけど、
当然その先も考えて行かなければいけない。
特に俺はもう3年だ。
高校なんてあっと言う間に終わってしまうんだなと改めて思ってしまう。


ずっと高校でバスケしていたいな。
花形たちとバスケするのも楽しいし、
牧や仙道、赤木たちライバルと張り合っているのも楽しい。


それが終わると考えるとやはり少しさみしくなる。
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