The world of the basket 2nd season

□第44試合
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黒子「さぁ、ミカさん。着きましたよ。
皆さんは練習しながら、待っているはずです。」


『う…うん…あのさ、私おかしくない?髪とか、服とか…』


青峰「ブフッ…」


緑間「何を今更恥ずかしがっているのだよ。」


赤司「早く行ってやれ。皆待ちすぎて気が気じゃないだろう。」


『あ〜うん…いやぁぁぁ…』


黄瀬「紫っち、お願いするっス!」


紫原「う〜ん、分かったぁ。ミカちん、俺の背中に隠れて〜?」



こうして、ミカは紫原におんぶされ…



黒子「ただいま帰りました。」


「「「黒子っっ!!あれっ?どこっ!?」」」


黒子「僕はここです。」


火神「お前じゃねぇよ、ミカは!?」


黒子「あぁ…」


火神「あぁじゃねぇよっ!」


花道「来なかったのか?嫌がったのか?なんでいねぇんだよ!!」


黄瀬「フフ〜ン、桜木っちよく見てくださいっス!ちゃんと居るっスよ?」


1年達がキセキの後ろ側を確認すると…


「「「いたぁぁぁぁっっっ!!!」」」


『久しぶり〜❤』


花道「ミカさんっ!」


清田「会いたかったっすよぉぉっっ!!」


高尾「もぉぉぉ!!来るのおせぇぜ。」


花道たちがミカを囲んで話している間に、ミカは紫原の上から下りて、改めて皆の前に立った。


『お久しぶりです。戻って来ちゃいました!』


「「「ミカ〜〜!!」」」



皆、待ちに待った彼女の登場に沸き立った。



彩子「ん〜と、ちょっと待った。皆ゴメンね、でもミカ、皆に挨拶する前に…あれ、どうにかしてちょうだい。」


彩子が指さす方向に目を向けると…


『あっ…』


リョータ「んまぁ、仕方ねぇな。」


三井「ずーっとお前のこと待ってたんだ。行ってやれ。」


『う〜ん…』


彩子「どうかした?」


『いやぁ、後ろからそっとハグするのと、いつも通りギュッっと飛びつくのどっちがいいかなと思って。』


彩子「プッ…そっとハグするのは私たちが見てられないから、いつも通りやっちゃってちょうだい。」


『了解っす!』
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