The world of the basket 2nd season
□第48試合
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昼ごはんまでの間、3on3に励む選手たちを置いて私は昼ごはんの準備に取り掛かった。
ちなみにリコさんとさつきちゃんが手伝いを申し出てくれたが丁重にお断りした。
でも、いかんせん、時間がない、そして面倒くさいので、南さん&今吉さん直伝お好み焼きにした。
あとは自分で焼けってんだ。
ほどなくして選手たちもどんどん食堂に入って来た。
今吉「おっ、懐かしいなぁ〜。前もやったな。」
花道「俺は上達したぞ、カリメロ!!」
南「ほぉ、んならやってみぃ。」
今吉「ちょい待ち!カリメロってなんやねん。」
南「あぁ、俺のあだ名。」
今吉「えぇのん?カリメロで?」
南「やめろって言ってもやめへんし、もうどうでもいい。んでもお前のあだ名よりましやろ?」
今吉「俺の?」
花道「キツネメガネ。」
今吉「は?」
南「キツネメガネ。あっ、メガネギツネのがいいか?」
今吉「どっちも嫌やけど?」
昼ご飯をワイワイ済ますと、少し休憩。
伊月さんたちと少し交流をした後、着替えて海に向かった。
リコ「さっ、まずは基礎練!」
「「「またっ!?」」」
リコ「いくら個々のレベルが上がってるって言っても久しぶりだからね〜。」
リコさんの鬼スマイルも復活!
小金井「ねぇ…なんで皆平気そうに走ってるの??」
土田「うん、ここに居るだけで汗が止まらないって言うのに、このスピード…」
森山「…せっかくビキニのお姉さんが見れると思ったのに…」
小金井「ん?どうしたの水戸部?」
「「「黒子ぉぉぉっっ!!」」」
相変わらず体力のない黒子くんは倒れていた。
黒子「すいません…」
『相変わらず…』
黒子「はい…」
『まっ、朝から試合したしね。でも、頑張れ〜てっちゃん!』
黒子「はい。もう一回行ってきます。」
サツキ「えっ、テツくんまだ休んでなきゃ…」
『黒子くんが頑張るって言ってんだから、させてあげたらいいじゃない。私たちが目光らせてるんだから、無理そうなら止めよう。』
心配そうなさつきちゃんを残して、黒子くんはしっかりと休んだ後、ランニングをきちんとこなした。
体力面で不安がある彼ではあるけれど、誠凛にとっては重要な選手だ。
彼もきちんとそれを自覚しているからこそ、手は抜かない。
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