とある科学の日常生活(長編)

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?「隊長、あの牢獄が破壊されたとは本当ですか?」

バルトフェルド「うむ、些か驚いたがな

しかもレイナスが脱獄した

……八舞達によるとヘブンズ側であるらしい

かなりやっかいだ

目的もわからんしな」


?「目的はだいたい検討はついてるのでは?」


バルトフェルド「む?では逆に問うがお前はどう思ってるんだ?副隊長」

?「…



人類の抹殺かと」

バルトフェルド「おそらく当たりだろうな

さて、ブルーもいない、オルガも修行中の中どう立ち向かうか…


それともう一点ある」


?「なんですか?」


バルトフェルド「エンマが持つ大地のリングが奪われた

エンマは大丈夫らしいがこのことはツナには言ってない

これはエンマの希望だからだ

…エンマをリング無しで倒すとは相当な強者である
しかも時期が時期だ

ヘブンズと関わりある可能性が無きにしも非ずだな」

?「大地のリングなど奪ってどうするのでしょうか?」


バルトフェルド「そりゃあ付けるからだろう」

?「ですが大地のリングは諮問の人間しか付けられないのでは?

…っ、まさか!?」

バルトフェルド「…これは諮問の名を汚す事態だ…

なんと犯人はエンマの妹らしい」

?「 !?しかし彼女は死んでるのでは!?」


バルトフェルド「うむ

だからエンマも最初は動揺したらしい

おまけに奪ったリングをつけられたとき、適合した者にしか現れない諮問の紋章が浮かび上がったという」

?「そんな…」

バルトフェルド「…しかし、エンマは認めていない

炎がおかしかったと言う」

?「というと?」

バルトフェルド「何者かが変装をしている可能性が大きい


レイナス…ではないかと睨んでいる」


??「それはないです」

バルトフェルド「!!

ツナ…」

沢田「……」
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