とある英雄達の物語〜

□とある英雄達の物語〜1
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─とある英雄達の物語─



私、上条当麻はビリビリこと御坂美琴から逃れるため路地裏を駆けていた。

byヒ□トさん



上条「ハアハア………」

御坂「待てゴラア!!!」

上条「そんなバチバチされてるのに待つほうがおかしいわ!!」

だが路地裏ということもあり行き止まりについてしまった

御坂「観念しなさい!!」

上条「…………えと何を?」


byゴールド



御坂→電撃の槍を放つ

上条『がっ……!(幻想殺し) 俺が何したって言うんだよ!』

御坂『アンタが私との約束を破ったからに決まってるでしょーがぁ!!』

上条『待て待て!そんな約束した覚えねーぞ!約束って何だ!?』


byHARRY〜四糸乃@ハーミット〜さん


「ホントに忘れたの?」

突然止んだ雷撃に戸惑いながらも上条当麻は

「あ、あぁ……、ごめんな」

と謝ってみた。

もしかしてこのまま悲劇を回避出来るんじゃないか!?

そう楽観していたので、御坂美琴が額に青筋を浮かべているのに気付かなかった


byヒ□トさん



御坂「じゃああんたは私との約束なんかどうでもいいと思ってたわけね」

ニッコリと笑う

上条「え?」

がすぐにマジギレモードに変わり

御坂「いっぺん死んでこいやああああ!!!!!!」

10億ボルトもの電圧が上条を襲う


byゴールド


その状況を遠くから見ていた少女が…

白井「フフフフ…すっかり騙されているようですわね…
…お姉様もあの類人猿のことになると本気で…、あの約束とやらは全て私が仕組んだことだというのに…
しかし、お姉様相手に最も相応しいのはこの、白井黒子ですわ!
お姉様にはあの類人猿をとことん嫌っていただきますわよ!」


byHARRY〜四糸乃@ハーミット〜さん

上条「御坂!!!死ぬ覚悟で聞くが何の話だ!?」

御坂「あんたが私とデートしたいって聞いてたのになかなか現れないから寮まで行ったら呑気にご飯作ってたからじゃないの!!」

上条「へ?御坂それを聞いたのいつだ?」
御坂「一週間前の今日よ」

上条「俺その日丸一日補修だったぞ?」

御坂「え?ああ言い忘れてた黒子から聞いたのよ

あんたが来週暇だから私と出掛けたいけど補修だから変わりに伝えてくれって」

上条「え?俺白井にんなこと伝えてないぞ?」

御坂「え?」

上条「え?」

御坂上条「「…………………………野郎ぶっ殺す」」


byゴールド


「全く……、お二人とも騒がしいですの」

突如、御坂と上条の後ろに現れた白井黒子。

「私は野郎じゃありませんの…。
淑女ですわお姉様。
……と、愛玩奴隷の殿方」

「あ、あああ愛玩とか言うなぁっ!」

「それを最初に言い出したのはそちらの殿方でしょう?」

「……そうだっけ?」

「そ、そうよ! アンタが先に変なことを────」

「昔のことを掘り出して怒るなって────」

「では、私は風紀委員の仕事があるのでこれで失礼しますわ」

「大体アンタのせいで私は────」

「誤解だぁ!────」

(私に怒りの矛先が向くのを上手くはぐらかせましたわ……。
グフフ……では引き続き計画を……ウフフヒヒヒヒ)

byヒ□トさん


御坂「楽しみにしてたのに!!!!」

上条「わかった御坂!!!

今から行こうぜ!?」

御坂「え?今なんて?」

上条「だからまだ7時だからどっか行こうぜって言ってるんだ

嫌か?」

御坂「嫌なわけ無いじゃない!!」

顔を突然真っ赤にしてブンブンと音がなるくらいに左右にふる

上条「じゃあ時間がもったいないから行こうぜ?

近くに安くて美味い店あるんだお前飯まだだろ?
俺も走って腹減ったし疲れた

あ、珍しく金はあるから俺が奢るよ

悪いことしたからな」

御坂「…………ボソッありがとう」

上条「どういたしまして」

2人は歩き出した
なんとも仲が良さそうに

byゴールド
白井「あれあれあれ? おかしいですわね……」

白井「お姉様ったら、耳まで真っ赤にして……
ああ!
普段見せない様な微笑みを……!
お姉様が女の顔をしてますわ……むきーっ!
悔しい!
あの様な類人猿にお姉様はっ!
お姉様は!!」

「ママー、あの風紀委員さんがいかにも高そうなハンカチ食べてるよー?」

「あれは食べてるんじゃありません
悔しさを、ハンカチを噛むことによって紛らわしてるだけよ」

「そうなんだー」


byヒ□トさん


白井『も〜怒りましたわ!でしたら!風紀委員の力でお姉様をあの類人猿からお守り…いや、嫌いになっていただきます!初春!』

初春『そんなことだろうと思いました……(呆れ)
だから私を呼んだんですね……』

白井『何か?』

初春『な…何でもありませんよ……(棒読み)
……じゃあ……近くの監視カメラや掃除ロボを片っ端からハッキングしていけばいいんですね……?』

白井『ええ。頼みますわ』

初春『(面倒なことになっちゃったなぁ……)(ノートPC起動)』


byHARRY〜四糸乃@ハーミット〜さん



初春「あー、見つけましたよ
この交差点を真っ直ぐ行って信号を曲がっていったところです」


白井「ありがとう」


というと、能力を使って飛んでゆく・・・


by黒ずくめさん


シュン!!

白井「お姉さま!!」

御坂「く、黒子!?
なんできたのよ!?風紀委員の仕事は!?」

白井「そんなことどうでもいいですの!!」

御坂上条「どうでもいいのかよ!!!」

白井「お姉さま!そんな腐れ類人猿などにかまわず、寮に戻りましょう!!」

御坂「え?なん………」

御坂が言い終えないうちに白井は御坂の腕を掴みテレポートで2人は消えていった………

上条「えと…………不幸だ?」


byゴールド

違うサイドから見ていた金髪の少年は言う。

「んにゃーカミやんも青春してるなー」

学園都市は゛今のところ゛平和である…

by黒ずくめさん

上条「はぁ・・・なんか疲れたなぁ・・・」

体中からなんとも近づきがたいオーラをバンバン出している不幸少年上条当麻は自宅へと帰路についていた

上条「てか今何時だ・・・?」

携帯電話に映し出される時計を見る
午後7時30分。ちょうど晩御飯の時間だ
上条「・・・って、やべ!今作ってる途中だった!!!
い、インデックスに噛み殺される!!」


大食いニートシスター・・・もといイギリス清教所属の純白シスターインデックスの存在を思い出し一気に全身の血の気が引いてゆく


上条「と、とにかく!
近くのまだあいてるスーパーに行って飯買いに行かねえと!」


上条はウサイン・ボルトもびっくり!の神速でスーパーへと向かっていった


byめい@御琴さん


走っている上条当麻に声をかける人物が

「おーいカミやーん」

「ああ、土御門か。ゴメン今命の危機なので忙──」

「まーまー、カミやんとこの居候はうちの舞夏が面倒見てるから安心して事件に首を突っ込めばいいにゃー」

「じ、事件……?」

「……まぁ、一度家に帰って旅支度でもして23区の国際空港に来てから話すからにゃー」

「その間は何!? それに、あの空港とお前の組み合わせに良い思い出が無いんだが?!!」

「早く帰らないとカミやんとこの居候がご立腹だと思うがにゃー」

「なんて脅しだよ! 分かった帰るから、今度はいきなり連れ去るなんてことすんn──」

「居ない……
ま、しょうがねぇ一旦帰るか」

byヒロトさん

「おーいインデックス今帰っ……たぞ?」

なんで玄関先に旅行鞄……が……?

「あれ……、しか…いが……」

──バタッ

「安心するにゃー、今回は俺も付いていくし、俺の部屋で禁書目録は預かるから」

「土──」

次に目を覚ましたら飛行機の椅子に座っていた

「──御門! ここは一体どこだよ!! 説明しろー!!!!」

「ベルト閉めて、口閉じないと舌噛むぜぃ?」

上条当麻の乗っている飛行機は圧倒的なスピードを出す、乗り慣れた超音速旅客機だった

「もしかして……、不幸だぁ───────────!!!!!」


byヒ□トさん


〜〜物語は次のステップへ〜〜
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