とある科学の日常生活(長編)
□暗黒世界編〜序〜
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私の名はイルーア
名字は覚えてないの
………というより自分の名前以外の記憶がないの
約3年前ね
気づいたらこの全て真逆の世界にいた………
手元にあったのは手帳と刀ぐらいね
手帳には私の過去が記されていた
手帳によると私は人を殺めることを専門とする組織を統括してしかも力に溺れ世界征服を狙っていたらしいの………
唖然としたわ
そんなとき………
ティナに会ったの
突然現れたティナは私を見て驚いていたわ
なぜこんな所に人がいるんだって顔ね
いえ………また人間かと思ってたのかも
私は近づいた
ティナは震えていた
私はゆっくりとティナの体にさわるとテレパシーかなにかで頭の中に映像が流れてきた
そこには私と同じ(認めてないけど)力に溺れた学者たちに実験道具としてあつかわれているティナがみえた
でもこの時ティナを助けようとしている少年少女もいたわね(言うの遅かったけどこの少年少女達がティナのことを「ギラティナ」と呼んでいたからティナと名付けたの)
まあまたその話はするわ
ティナの心を読んだ私は決めたの
この子とこの世界で暮らしていくと…………
とまあそんな感じね
私の過去って
今この世界に私はすんでいる
でも現実世界では私働いてるの(笑)
実はティナの能力で行き来して働いて終わったらティナに迎えにきてもらって…………
の繰り返しね
え…………?仕事何してるの?行き来面倒クサくないの?ですって?
行き来は面倒クサくないわ
だってティナが待ってくれてるし
寂しがり屋のこの子をおいてはいけないわ
現実世界なんかに連れて行ったら大騒ぎになるしね
あ、仕事はウエイトレスよ♪まだまだ若いからね♪(設定23歳)
そうそう仕事といえばこの間面白い(?)お客様がきたのよ!
でもそれはまた次にはなすわね!
イヤー面白いのよ本当に!
(って私誰に話してるの……?危ない人だよね完全)