とある科学の日常生活(長編)

□VS………
2ページ/12ページ

…常盤中学前……

白井「お姉さま!!」

御坂「ぐっ…!何なのよ、あいつ!!」

シャザール「お前たちの力はそんなものか!!」

婚后 「もう嫌ですわ!!」

御坂「でもこいつをなんとかしないと!!」


婚后(御坂さん!!白井さん!!)

目をあわせる…

御坂(おっけ!)

白井(行きますわよ!!)


シャザール「いくぞ!!!絶対零度!!」


氷の塊が飛んでくる!!

チャンスは一度!!

御坂「かかった!!」

稲妻で氷を溶かす!!

シャザール「電気分解か!お見事!!
………!?」


体が浮いた…だと!?

なるほど!!“光子様”の浮力操作か!!


!!左に熱……瞬間移動の“白井様”か!!


白井「発っ(発勁)!!!」

発勁……中国の伝統奥義…当たれば確実に相手の神経にダメージを与える技だ
風紀委員の訓練で習ったものだが危険すぎるために控えていたのだ

魔法使いのわき腹に手を当てる!!



(け!!!)





体をぐるりと回転し、続いて踵を回した!!

白井「あ、あれっ!?」

魔法使いは最後に地面を殴りつけた!!!


地面がめりこむ!!!!

シャザール「勁っ!!!!」

白井「はあ!?」

御坂「うっそお!?」

婚后「は、は、はは……」

シャザール「フシュウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

ここで御坂が異変に気づく
御坂(なんで“流せた”の!?)

発勁を無傷で流すなど達人でなければ…

白井(さらに…
なぜ私を“殴らなかった”か、ですわ!!)

今の体勢ならば逆に地面に流す方が大変だ

婚后(まさか?)

御坂(先ほどから踏み込んだ一撃をしないのを見たところ間違いなく)


(私達を鍛えている……?)

シャザール「さあ…ゆくぞ!!!」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ