Web拍手掲載物。

□虎を手懐ける方法。
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「コック、済まねぇ、繕ってくれっ」
飛び込む様な勢いでキッチンへ入り、切羽詰まった声を上げる三本刀使い。
「ん〜?まぁ、繕ってやるがよ……。って、てめェっ、ゾロ、美人さん、イイ格好だな?」
夕飯の仕込み中だった料理人は、意地悪く問い掛ける。
「……あっ」
料理人に指摘され慌てる三本刀使い。
「待てよ、そのまま、な?それにしても……、器用に、んなトコ、破いてくんのも流石だけどよ……。裾を抱えて、おれにケツ向けるって、欲求不満か、美人さん♪」
抱えていた裾を下ろそうとするのを制止しながら指摘する、料理人。
「違っ、引っ掛かって、破けて、それでっ」
「だろうな。美人さんの恐ろしいのは、そうやって、エロ可愛さをアピールする天然なトコだ♪」
煙草の煙をくゆらせながら、上着の裾を抱えズボンの破れた場所を見せる為、お尻を愛しい人の顔のほうへ向けている姿のままで居る様に言われてしまい、おそらく、顔は紅く染まっているだろう。
「コッ、コック、もう……、良いだろっ?!」
再び、裾を下ろしたくて、聞いてみる。
「ん〜っ、せっかく、美人さんが、そんな誘う格好してくれてるし、まだ、おれ、見たいから、ダメ♪」
「……っ、コッ、コック、てめぇっ」
どうやら、料理人は意地悪スイッチが入ってしまったらしい。
「なぁ、ゾロ、美人さん♪抱えたままで、ソファの背もたれに顔を向けるようにしてくんない?」
「……え。いっ、嫌だっ!!」
「1回だけだから、な?」
三本刀使いは、料理人のこの「1回だけ」に弱く、「わっ、分かった、1回だけだぞっ////」と答えを返し、裾を抱えたままソファへ頭を向ける格好になる。
料理人は、三本刀使いのお尻の、その──ズボンの破れた場所へ、指を這わせる。
調度、会陰の位置で、三本刀使いは抗議の声を上げる。
「なっ、ちょっ、バッ、コックっ、んっ、はぁっ、やっ、止めっ」
最後のほうは、甘く蕩けた声が零れてしまった。
「え〜、だってよ、こんなエロ可愛く、ケツを差し出されたら、応えないのは、男として、どうよ?って、思うだろが、な、美人さん?」
そう言いながら、そのまま、下着の上から、愛しい恋人自身の先端を目指し指を這わせていく。
「……くっ、ふぅっ……、っつ……」
蕩けた声はソファの背もたれに飲み込まれていく。
「もう、美人さん♪感じてんじゃねぇか、下着が濡れてるけど?」
「んんっねぇっ(知んっねぇっ)、止めろって、はぁっ」
料理人の手は三本刀使いの先端をつつき、先走りの汁が染み出ているのを伝えると、そのまま、下着の中へ侵入していく。
「ちょっ、バッ、めっ、飯のぉっ、ふぁんっ」
触れて来る料理人の手から逃れ様としながら、抗議の声をあげる。
「仕込みなら、まぁ、大体、済んでるし?美人さんが誘うから♪」
そう言いつつ、三本刀使いの背から覆い被さり、もう片方の手は正確に胸の突起へと吸い付いていく。
「で?何で、あんなトコが破けんだ?」
三本刀使い自身と胸の突起を愛撫しながら、ピアス側の耳に囁くように聞く。
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