僕達の日常〜私と彼等の物語〜
□第四話
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先生の気をつけて帰れよーに適当にみんなで返事を返しつつ、テニス部と一緒に下校中です。
本当に女の子たちの視線が痛い。いつもより痛い。
何故って?
『だぁ!
幸ちゃんとにお離れろ!』
それは右に幸ちゃん、左にまーくんがへばりついてるからです。
『歩きにくいってば!』
幸「渚月の傍に居たいんだ!」
仁「そうじゃ、そうじゃ!
渚月ー!」
真「精市、仁王たるんどるっ!
渚月が困ってるだろう!」
『げんげん!』
流石、助けてくれるのね!
幸「弦一郎誰にものを言ってるのかな?
ちょっとこっちに来て」
にっこりと笑うと幸ちゃんはげんげんと路地に入って行きました。
そこで何が行われてるのかなんて考えたくもないです。
柳生「真田君…
君のことは忘れませんよ…」
ハンカチで目元を抑えるやぎゅ
『って、まだ死んでないし!
…多分…』
赤「ふくぶちょー!」
柳「弦一郎が戻って来れない確立96%だな」
『!?』
丸「あー腹減ったなー」
『ブンブンマイペース過ぎでしょ!?』
幸「いやぁ、お待たせ!
じゃあ帰ろうか!」
『とてもスッキリした顔だね?
げんげんは?』
幸「気にしなくてもいいことってあるんだよ?」
『そ、そうだよね!
さぁ帰ろうか!!』
あんな顔見たら何も言えねー!
真顔とかやめて!
赤「そ、そ、そ、そうっスね!」
仁「早く帰ろうかの!」
柳「仁王が怯えてる確立100%だ!」
そんなこといってれんも足震えてますよ。
丸「あーこんなときはジャッカルになんか奢ってもらおうぜぃ!」
赤「いいっスね!」
『さんせー』
あんなことなかったことにする!
じゃないと悪夢みるよ‥
絶対忘れないと今夜うなされる!
柳生「皆さんジャッカル君が可哀想ですよ」
幸「ねぇ、そのジャッカルってどこにいるの?」
『「あ…」』
学校に置いてきちゃいました。