ギャグ・ミックス
□『人類最強の弱点!?』
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『人類最強の弱点!?』
−それは、とある夕飯の時の事−
「…あの、兵長が怖いと思うものってあるんですか?」
エレンがふと、呟いたその質問にみな一斉に顔を上げてリヴァイを見た。
エレン、おまえは勇者だっ!と誰もが思った。
「馬鹿か、エレン…兵長にそんなものあるはず…」
「あるぞ」
オルオがさっそくエレンをいびろうとした所へ、リヴァイが割りこんだ。
「えェ!?あるんですか!?」
…と、皆の声が重なった。
オルオは息が合わせれなくて舌を噛んで悶えた。
「お前ら俺を何だとおもっているんだ…」
「人類最強です!!!!!」
「今、人類っつったな?…つまり俺だって人間だ。怖いものの一つくらいあっても不思議はないだろう?」
た、確かに…。いや、でも…と皆悶々とそれぞれ妄想し始めた。
「兵長、是非、是非っ!教えて下さい…ッ!」
ペトラは頬を真っ赤にしてリヴァイに迫る。
「…教えるわけがないだろう」
「で、ですよね〜…」
はぁ、と落胆する皆。
………と、言うわけで。