ギャグ・ミックス

□『エルヴィンの…』
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兵士B「マジかよ!…あ、でも髪が崩れるの防いでるだけなんじゃ…」

兵士A「そんな乙女チックな…」

兵士B「いや、分かんねえぜ。団長って7:3でピッチリ分けてるじゃねぇか」

兵士C「た、確かに…」



はぁ…、とため息の数が一人分増えた時だった。



「あれー、何してんのー?」

前から歩いてきた人に声をかけられた。

兵士ABC「ハ、ハンジ分隊長!!ど、どうしてここに…!それにリヴァイ兵長も!」

前から歩いてきた人…それはハンジとリヴァイだった。


「えー、どうしてって。ここエルヴィンの部屋の前じゃん。書類渡しに来たんだよ」

「クソメガネとたまたま同じ所に用があっただけだ…チッ」



リヴァイの不機嫌な顔に、兵士ABCは一歩後ずさった。


「で、何の話?」


好奇心大勢なハンジに詰め寄られ、皆が顔を青くさせた。
それはそうだろう…ハンジを通してもし、エルヴィン本人の耳に入りでもしたら…。


く、首が飛ぶかもしれない…ッ!


兵士B「い、いえ、大したことではないので…ッ!分隊長のお気になさるようなことでは…っ」

兵士Bが必死の形相で言った。

「えー、いいじゃーん…教えてよぉー」


だだをこね始めたハンジに、リヴァイの眉間のシワが更に深まった。
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