炎のゴブレット


□01. 始まりは…
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「うそ!?いつの間に夜が明けたの!?」

そう言いながらハリーポッターの本を置き、急いで仕度をし始める。

最近めっきり惚れ直してしまい原作を読み返しているのだ。


「アゲハご飯よ!いい加減降りてきなさい!遅刻するわよ!」
「はーい、今行きまーす!」

下に持って行き、ギリギリまで読もうと炎のゴブレットを片手に持ち、アゲハは階段へと向かった。

「それにしても今日はあっついぃっ!」

汗を拭おうと額に手を当てたのが悪かったのか、バランスを崩し二階から一階へ落っこちた。




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