trash can

□貴方の〇〇が小さくなりました。
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【@練習中失敗した呪文が当たり貴方の生徒が小さくなりました】
※長編での設定ですが知らなくても読めます。
※キャラ崩壊注意


「おい…嘘だろ……」
「……?」
「全く…何やってんだよ。と、取り敢えず怪我は…無さそうだな」
「しぇんしぇ…しぇんしぇ……」
「お前…それわざとだろ。断る!誰が持ち上げるか!」
グスッ
「わ、分かった分かったよ!だから泣くな!」
(実質上師弟関係である少女を抱き上げる)
「…はぁ、今度は何だ?」
コチョコチョ(小さな手でクラウチJrの首や届く範囲の胴体、そしてポリジュース薬の効果が切れた素の顔を擽っている)
「しぇんしぇ…いちゅもわらぁない。もっとにっこりおかおみたい!」
「誰が笑うか!」
(頬に手を当て無理やり笑顔にさせようとする)
「わ、わ分かった!だからそれやめろ!───こ、こうか…?」
「こわぁい」
「うるせぇ!ぜってぇ意識あるだろ…わざとだろ……」
「じゃぁ、あたちがしぇんしぇわらぁーす!」
「は?」
(必死に変顔をして笑わそうとしている)
「だめぇ?──こりぇは?──じゃぁ、こりぇ!」
「………ふっ、何だよ…それ……」
「あ!やぁっとしぇんしぇわらぁーたぁ!わらぁーたぁ!」
グリグリ
「やぁっ!なぁに、あたまぐりぐりやぁ!」
「……ふんっ…呪文失敗した罰だ」
(不覚にも笑ってしまったことが気に入らずに少女の頭に手を出す)
「しぇんしぇだぁいちゅき!」
「……ああ、俺もだよ」
何処までが本気なのかと期待しつつも、同時にどうかこの記憶がありませんようにと願い、抱きつかれた少女の髪にキスを落とした。
明日は休み、暫く呪文を唱えないのも悪くない…。


fin.
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