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□Last Flight
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※注意
OLCとは何の関わりもありません
ほぼ捏造



いつもの様に司令室に呼び出された後、自身の操縦する2号機へと向かう。

ベースに先程告げられた言葉を考えながら通路を歩いているとガラス張りの休憩室の隅にうずくまる見慣れた姿があった。

「こんなところで…ってどうしたんだよ」

休憩室の扉を開けて声をかけると、そこには涙で顔をびしょびしょに濡らしたユウがいた。

「デイビス………デイビスもさっきベースに呼び出されてたから聞いたでしょ?クローズの話……」
「ああ」
「だったらどうしてそんな何も無いような顔でいられるの!?」

ユウは打ちひしがれた様な顔で俺を見つめる。

「俺だって皆に会えなくなるしこの本部ともおさらばだし、寂しいぜ。でも拠点を移動させるだけだろ。それにユウともこれからもいられるし」

俺は隣に座り、元気付けようと笑顔でそう言った。
だが逆効果だったようだ、ユウは「それが…」と顔を歪めた。

「違う部署に配属になった……」
「は!?」

次は俺が打ちひしがれた顔をする番だった。

「なんでだよ!15年間も一緒だったろ?」
「私、研究員だし…正確には雇われてる場所違うし……」

そういうユウの声は段々とか細いものへとなっていった。

ああまた泣かせちまった。
ハンカチで顔を覆うユウに腕を回し頭を撫でる。
長い間ずっと一緒だったユウと離れる?
そんな事実が信じられない、耐えられない。

日々ストームの研究、予知、コントロールに励むCWCに休みなんてない。
その上移転しちまったら離れ離れ。
このままじゃ永遠にユウとさよならになっちまう…!
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